出版社内容情報
生物は進化を止めない。いまも新たな種が生まれ、その一方で消えゆく種がいる。生物の多様さとそれを生む進化のしくみを図解する。生物は誕生以来、進化し続けてきた。いまも新たな種が生まれ、その一方で消えゆく種がいる。「種とはなにか」「進化とはなにか」を、われわれはどこまで理解したのか? 生物の多様さと、それを生む進化のしくみを図解する。
【第I部 進化のしくみ】
第1章 進化の定義
第2章 進化に気がついた人たち
第3章 ダーウィンの進化理論
第4章 メンデルの遺伝の法則
第5章 遺伝子の正体、DNA
第6章 突然変異
第7章 集団遺伝学
第8章 進化の総合説あるいは現代の総合説
第9章 自然選択では説明できない?
【第II部 種は定義可能か?】
第10章 種は定義可能か?
【第III部 変わりゆく種概念】
第11章 学問以前の種
第12章 ダーウィン以前の種:静的な世界観とリンネの活躍
第13章 進化理論のインパクト:ダーウィンがもたらしたもの
第14章 生物学的種の概念:生殖隔離という考え
第15章 21世紀の種の概念:生物多様性保全のために
【第IV部 新しい種の起源】
第16章 種分化
【第V部 種の消滅:第6の大量絶滅の時代】
第17章 未発見・未記載の種
第18章 絶滅:種の消滅
第19章 大量絶滅
山田 俊弘[ヤマダ トシヒロ]
著・文・その他
内容説明
「種とは何か」、「進化とは何か」をわれわれはどこまで理解したのか?生物の多様さを生む進化のしくみを図解。
目次
第1部 進化のしくみ(進化の定義;進化に気がついた人たち;ダーウィンの進化理論;メンデルの遺伝の法則;遺伝子の正体、DNA;突然変異;集団遺伝学;進化の総合説あるいは現代の総合説;自然選択では説明できない?)
第2部 種は定義可能か?
第3部 変わりゆく種概念(学問以前の種;ダーウィン以前の種:静的な世界観とリンネの活躍;進化理論のインパクト:ダーウィンがもたらしたもの;生物学的種の概念:生殖的隔離という考え;21世紀の種の概念:生物多様性保全のために)
第4部 新しい種の起源(種分化)
第5部 種の消滅:第6の大量絶滅の時代(未発見・未記載の種;絶滅:種の消滅;大量絶滅)
著者等紹介
山田俊弘[ヤマダトシヒロ]
博士(理学)。1997年大阪市立大学大学院理学研究科生物学専攻博士課程修了。広島大学大学院総合科学研究科教授。研究テーマは、生物多様性、熱帯林保護。2015年日本生態学会大島賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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