エッセンシャル タンパク質工学

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エッセンシャル タンパク質工学

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  • サイズ B5判/ページ数 224p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784061538993
  • NDC分類 464.2
  • Cコード C3047

出版社内容情報

学部生向けのテキスト。タンパク質の基礎、最新の遺伝子工学を解説し、実際の応用例も紹介。異分野の方の入門書としても最適。本書では,最先端の知識や技術を含め,タンパク質工学について体系的に学べます。
第1章ではタンパク質工学の目的および意義について説明しました。
第2章ではタンパク質を構成するアミノ酸の性質やタンパク質の基本的な性質について,第3章ではタンパク質の基本的な取り扱い方法である細胞などからの抽出と精製・分析方法について,第4章では精製タンパク質のさまざまな構造決定方法について学びます。
第5章ではタンパク質の生合成と分解の基礎について学び,第6章ではタンパク質を構成するポリペプチド鎖が,どのように高次構造を形成するのか,そしてどのような機構でそれぞれが機能する場所へと運ばれるのかについて翻訳後修飾を含めて学びます。
第7章では触媒活性をもつタンパク質である酵素について基本的な性質を学び,さらに,第8章ではタンパク質工学の研究手法として重要な遺伝子工学について,第9章ではタンパク質をどのようにさまざまな細胞で発現させるのかについて最新の方法を含めて学びます。
最後に,第2章から第9章までで学んだ知識や技術が,実際にどのように生かされているかを,第10章では酵素を中心に,第11章では機能タンパク質・構造タンパク質を中心に,具体的な研究例をもとに理解します。
タンパク質工学は現代のライフサイエンス,バイオテクノロジーの分野において重要な位置づけにあります。本書は「工学」として一本筋を通し,基礎と最先端の応用がつながるように努めました。学部生の教科書としても,異分野の方の参考書としてもお薦めします。

第1章 序章
第2章 アミノ酸とタンパク質の構造と性質
2.1 アミノ酸の構造と性質
2.2 タンパク質の構造と性質
第3章 タンパク質の抽出・精製と分析
3.1 タンパク質の抽出と分離,濃縮
3.2 タンパク質の精製
3.3 ポリアクリルアミドゲル電気泳動によるタンパク質の純度評価
3.4 タンパク質の定量法
第4章 タンパク質の構造決定
4.1 一次構造の決定法
4.2 二次構造の決定法
4.3 高次構造の決定法
4.4 構造データベースの活用
第5章 タンパク質の生合成と分解
5.1 核酸の構造
5.2 複製
5.3 転写
5.4 翻訳
5.5 タンパク質の分解
第6章 タンパク質の構造形成と輸送
6.1 タンパク質の翻訳後修飾
6.2 分子シャペロンによるタンパク質のフォールディング
6.3 シグナルペプチドによるタンパク質の輸送とフォールディング
第7章 酵素としてのタンパク質
7.1 酵素の分類
7.2 活性化エネルギーと遷移状態
7.3 酵素反応速度論
7.4 酵素反応の反応機構
7.5 補酵素
7.6 酵素の阻害
7.7 酵素活性の制御
7.8 抗体酵素
第8章 遺伝子工学
8.1 遺伝子工学の基礎
8.2 遺伝子の増幅と分析法
8.3 遺伝子クローニング
8.4 遺伝子への変異導入法
第9章 遺伝子発現とタンパク質精製
9.1 原核細胞におけるタンパク質の発現
9.2 真核細胞におけるタンパク質の発現
9.3 発現タンパク質の精製
第10章 タンパク質工学の実際1―酵素としてのタンパク質
10.1 酵素工学を構成する技術
10.2 酵素の機能改変
10.3 タンパク質工学に基づく酵素の構造と機能の解析
第11章 タンパク質工学の実際2―機能/構造タンパク質
11.1 金属タンパク質
11.2 膜タンパク質
11.3 蛍光タンパク質
11.4 立体構造と機能の関係


老川 典夫[オイカワ タダオ]
著・文・その他

大島 敏久[オオシマ トシヒサ]
著・文・その他

保川 清[ヤスカワ キヨシ]
著・文・その他

三原 久明[ミハラ ヒサアキ]
著・文・その他

宮原 郁子[ミヤハラ イクコ]
著・文・その他

目次

アミノ酸とタンパク質の構造と性質
タンパク質の抽出・精製と分析
タンパク質の構造決定
タンパク質の生合成と分解
タンパク質の構造形成と輸送
酵素としてのタンパク質
遺伝子工学
遺伝子発現とタンパク質精製
タンパク質工学の実際(酵素としてのタンパク質;機能/構造タンパク質)

著者等紹介

老川典夫[オイカワタダオ]
博士(農学)。1991年京都大学大学院農学研究科博士後期課程農芸化学専攻研究指導認定退学。関西大学化学生命工学部生命・生物工学科教授

大島敏久[オオシマトシヒサ]
農学博士。1975年京都大学大学院農学研究科博士課程農芸化学専攻退学。大阪工業大学工学部生命工学科教授、京都教育大学名誉教授、徳島大学名誉教授、九州大学名誉教授

保川清[ヤスカワキヨシ]
医学博士。1984年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻教授

三原久明[ミハラヒサアキ]
博士(農学)。1999年京都大学大学院農学研究科博士後期課程農芸化学専攻研究指導認定退学。立命館大学生命科学部生物工学科教授

宮原郁子[ミヤハライクコ]
博士(理学)。1994年大阪市立大学大学院理学研究科化学専攻後期博士課程中退。大阪市立大学大学院理学研究科物質分子系専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。