内容説明
特定の遺伝子の発現を制御し、創薬や遺伝子治療につながるRNAi法とアンチセンス法の基礎研究から応用研究までを、医学・薬学・化学・工学・生物学など、さまざまな視点から総合的に解説する。
目次
第1章 RNAの科学の基盤(RNAの基礎知識;遺伝子制御機能性RNAの創成技術;遺伝子診断プローブとしてのRNAの創成技術 ほか)
第2章 二本鎖RNAの機能活用―RNAiの科学と応用(RNAiのしくみ;RNAiの機構解明の最前線;RNAiにおけるsiRNAの合理的配列設計法 ほか)
第3章 アンチセンス法による遺伝子治療(アンチセンス法の現状と展望;抗がん剤開発の現状と展望;医療の立場からのアンチセンス法 ほか)
著者等紹介
関根光雄[セキネミツオ]
理学博士。1977年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。東京工業大学大学院生命理工学研究科教授
多比良和誠[タイラカズナリ]
Ph.D.1984年イリノイ大学大学院理学研究科博士課程修了。東京大学大学院工学系研究科教授。産業技術総合研究所ジーンファンクション研究センター長。株式会社iGENE創始者・取締役
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