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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本 読むぞう
5
スペインを旅する日本の画家の青年が、夏の田舎町やひまわり畑で出会う怪異や不思議、そして謎多き姫君、ひとつひとつの物語の終わりになんとも言えない静寂や悲しい余韻が残る、とてもいい漫画です、 魂というか、中身というか、作者の持つ質量が詰まっていて、いまの漫画にはそういうものが足りないと思いました、 絵もとても素敵です!2013/11/30
KAKO
4
まず表紙の美しさに目が行く。見る者を射貫く瞳のアンダルシア姫。ますむらひろしさんのマンガも私にとっては永久保存だが、その中でも異色作。ツキミ姫がダークになった感じかな…歴史は強者の都合に合わせてできあがっていく。歴史だけでなく、人の集まるところはみんなそうだ。考えさせられる。2020/11/23
すいれん
1
話はアンダルシアからインカへ。奪う側と奪われる側。「無神経な優越感」は大なり小なり誰しも持っているんじゃないかな。それを盛大に表すかひたすら隠すかの違い。いろいろつめこまれていて、何度も読み返す。読んだ後もいろいろ考える。ゾッコ、面白いキャラだったなぁ。ひまわりに始まってひまわりで終わる。面白かった。2020/07/17
l
1
毎回 表紙が素敵でした。民族、宗教、風土…根深いものを感じますね。食われる者たちの瞳とつながっていると言ったオリベの瞳。片側だけの世界なんて ありえないのに 忘れがちなのかもしれない。カマキリって 姿、形が恐ろしいのは 確かにそうだなぁ。デカイとなおさら。ゾッコがお気に入りでした 。 壊れたり壊されそうになったりしてますが 姫のことが大好きなのです。つーかゾッコ耳どうした!笑。2016/08/11