出版社内容情報
歴史上最も作品数の多い美術家の生涯をえがいた物語。数々の傑作の背景には、反戦と平和への強い願いがあった。
歴史上最も作品数の多い美術家の生涯をえがいた物語。「青の時代」「キュビズム」「新古典主義」など、次々に新たな作風を創造し、いずれも数々の傑作を生み出す。その自由奔放な表現の背景には、実は反戦と平和への強い願いがあった。
【著者紹介】
横浜国立大学教育人間科学部部長・教授。
目次
レジェンドストーリー9 パブロ・ピカソ(1881‐1973)(強いいかりで描かれた大作;十三歳で父親をこえた神童;自由に描けばいいんだ;パリ、悲しみの「青の時代」;温かな「バラ色の時代」へ;世界をおどろかせた「キュビスム」;絵を描くことは生きること;芸術で暴力に対抗する―戦時中のピカソ;九十一歳まで自分の表現を追求し続けて)
パブロ・ピカソ資料館(パブロ・ピカソの功績;深く知りたい!ピカソが描き続けたさまざまな時代;パブロ・ピカソの生涯とその時代;パブロ・ピカソとかかわりのあった人々;パブロ・ピカソが残した言葉;パブロ・ピカソのゆかりの地;伝記学習 感動や考えを新聞にまとめてみよう)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なな
2
【図書館本】2019/12/06
しろくま
1
ピカソについて、作品の紹介なども織り混ぜながら、分かりやすく書いてあります。ピカソの表現が独特なことや、晩年まで多くの女性と恋をし、また作品を作り続けたことは知っていましたが、歴史上最も多くの作品を残したということでギネスにも載っているとは知りませんでした。2016/04/07
azuno
0
子供向けの伝記シリーズ。絵の解説をしているのにその絵が載っていなくて戸惑ったりする。一緒に大判の「おはなし名画シリーズ ピカソ」も借りたのは正解だった。 二作を並行して読むとおもしろかった。2016/08/11
もぐもぐ
0
この種類の本、分かりやすく伝記を楽しめる。ピカソの絵見に行きたいな。ギネスに掲載されるくらい、生涯の作品が多いらしい。すごい。2019/05/26