メディアワークス文庫<br> いつかきみに七月の雪を見せてあげる

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メディアワークス文庫
いつかきみに七月の雪を見せてあげる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048934671
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 いつかきみに、七月の雪を見せてあげる。あの日、彼女は青く光る海を見ながら、僕にそう約束してくれた――。
 
 あの人を、死なせたくなかった。だからわたしは『願い』をかけることにした。たとえそのために、何を代償にしようとも。
 
 『願い』を遺した彼女とそれを探す僕。死別した彼女の想い出を辿り三年ぶりに鎌倉に帰郷した僕は、七月の雪に託された、彼女の『願い』の奇跡と巡り遭うことになる――。

内容説明

いつかきみに、七月の雪を見せてあげる。あの日、彼女は青く光る海を見ながら、僕にそう約束してくれた―。あの人を、死なせたくなかった。だからわたしは『願い』をかけることにした。たとえそのために、何を代償にしようとも。『願い』を遺した彼女とそれを探す僕。死別した彼女の想い出を辿り三年ぶりに鎌倉に帰郷した僕は、七月の雪に託された、彼女の『願い』の奇跡と巡り遭うことになる―。

著者等紹介

五十嵐雄策[イガラシユウサク]
『乃木坂春香の秘密』(電撃文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いーたん

24
ファンタジー要素の恋愛モノ。死別やタイムリープ・並行世界などの要素もあっての結末は永遠の死別ではなく、幸福な結末は、悲劇的な結末に対する心構えをしていた自分をホッとさせるものでした。悲劇的な結末では良くも悪くもモヤモヤ感が残る(それはそれで大好物ですが)に対し、この作品の結末はモヤモヤしては残らないものの物足りなさを感じました。2017/12/13

coco夏ko10角

23
恋愛ものの定番のひとつ。新しい何かが欲しかった。内容に対してあっさりさっくりと進んでいくので、出来事を丁寧に描写したり人物を掘り下げていったりしたらよかった。2017/12/05

た〜

19
これの前に読んだ本「どこよりも遠い場所にいる君へ」と表紙が似ているな―。微妙にタイムトラベルが絡んだ青春モノだというところも。似ているのはそこまで。閑話休題、ちょっと不思議な青春物語。高3の6月という半端な時期に転校してきた主人公が一人の少女と出会い互いに惹かれ合うのだが何やら悲劇を予兆する回想だったり、おかしな記憶の齟齬があったり、謎の女の子が登場したりと不思議な展開になっていく。2017/10/27

はる

14
終盤までこの作品は亡くなった彼女との思い出を語っていくものだと思ってた。そしたら、途中から様子が変わってきてタイムリープ物だと気付く私の鈍感さといったらない。気付いたら、そこからはどうやってリープを抜けるのか気になって仕方がなかった。そして、最後はそうきたかって感じです。なにはともあれ全員ハッピーになって良かった。2024/03/25

HANA

13
かなり王道な恋愛話。全体的に展開が早くてもう少し掘り下げてくれたら。正直、早すぎというか省略されすぎているような気がしてアレ、と思うところが多々。設定やキャラクターはよかったと思う。次回作楽しみ。2017/11/29

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