角川選書 シリーズ世界の思想<br> マルクス 資本論―シリーズ世界の思想

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電書あり

角川選書 シリーズ世界の思想
マルクス 資本論―シリーズ世界の思想

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文はお受けできません。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 568p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047036284
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0310

出版社内容情報

世界市場とは何か、その変化とは何か?今、資本主義が大きな転換点を迎えている。経済の停滞、政治の空洞化…苦しみを乗り越えて新しい社会を作るとき、『資本論』は、誰にでも手に取ることのできる「最強の理論的武器」となりうる。マルクスのテキストに立ち返り、『資本論』への誤解を解き、この世界の仕組みを根底からひもとく。長大な原文のキモとなる箇所を抜粋、難解な部分は徹底的に噛み砕いて解説し、随所に読解の勘所を指し示した、画期的な入門書。

【目次】
はじめに
人と作品
◆第一篇 商品と貨幣  
◆第二篇 貨幣の資本への転化
◆第三篇 絶対的剰余価値の生産
◆第四篇 相対的剰余価値の生産  
◆第五篇 絶対的および相対的剰余価値の生産  
◆第六篇 労賃  
◆第七篇 資本の蓄積過程
コラム1 哲学と『資本論』  
コラム2 エンゲルスと『資本論』  
コラム3 『資本論』第二巻と第三巻  
コラム4 文学と『資本論』  
コラム5 『資本論』第一巻以降のマルクス  
『資本論』関連年表  
あとがき 『資本論』を読むための文献案内  
索引  

佐々木 隆治[ササキ リュウジ]
著・文・その他

内容説明

今、資本主義が大きな転換点を迎えている。経済の停滞、政治の空洞化…苦しみを乗り越えて新しい社会を作るとき、『資本論』は、誰にでも手に取ることのできる「最強の理論的武器」となりうる。マルクスのテキストに立ち返り、『資本論』への誤解を解き、この世界の仕組みを根底からひもとく。長大な原文のキモとなる箇所を抜粋、難解な部分は徹底的に噛み砕いて解説し、随所に読解の勘所を指し示した、画期的な入門書。

目次

第1篇 商品と貨幣
第2篇 貨幣の資本への転化
第3篇 絶対的剰余価値の生産
第4篇 相対的剰余価値の生産
第5篇 絶対的および相対的剰余価値の生産
第6篇 労賃
第7篇 資本の蓄積過程

著者等紹介

佐々木隆治[ササキリュウジ]
1974年生まれ。立教大学経済学部准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。日本MEGA(『新マルクス・エンゲルス全集』)編集委員会編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

37
第1章商品をはじめ、前半の解説が充実している。すぐに挫折した読者にお勧めの本だ。他方で、後半に行くほど引用だけの箇所が増えることが、雑なつくりにみえる。解説も前半は手堅く解釈がなされているような印象を持つが、後半は著者の主張が目立つようになる。現代的な読み替えが主流の状況で、マルクス主義本来の解釈に拘る立場に疑問が呈されるかも知れない。しかし、現代的な読み替えだと、そもそもマルクス主義の何が問題で退潮したのか、対立点が不明確になってしまう。他者として受け取ることとなった著者の立場は理解したい。2023/06/24

おたま

36
マルクス『資本論』を読むにあたり併読していった本。『資本論』自体は難解な本であり、とても独力で読んでいく自信はなかった。この本は、『資本論』の第一巻をカバーしており、各章・節について、肝要な点を引用しながら、それに対して丁寧に解説を付している。また特に混乱しそうなところ(例えば商品や貨幣の流通について、絶対的・相対的剰余価値について)は図示もして理解が進むようにしてある。また、著者は世界的なマルクス・エンゲルス全集の編集委員でもあり、最新の研究成果が生かされている。解説書として相応しいと思う。2022/06/02

はとむぎ

15
西洋の歴史を辿る中でマルクスにも到着。少し分かったようなっていう感想がふさわしいかな。資本主義経済の仕組みがどうなってるかを1から考えた天才。時間がたった現在においても色褪せず学ぶことがある。資本論そのものを読むのは、最初はハードルが高すぎなので先生の分かりやすい説明があるこの本はお勧めです。2022/03/13

koke

12
『資本論』を読んでも理解できないから本書を手に取ったのに、ほぼ『資本論』の抜粋だけの章があってずっこけた。とはいえウォーミングアップには最適。そして難解な1章「商品」の解説が丁寧。印象に残ったのは24章「いわゆる本源的蓄積」で、フーコー『監獄の誕生』に似た凄みがある。今ある社会経済システムはまったく当たり前のものではなく、特殊な歴史的経緯の上に、それもかなり血なまぐさい出来事の上に成立した。そんな大事なことを、『資本論』が出版されるまで人類は忘れていたわけだ。2022/07/30

shimashimaon

8
kindleで購入したので実感が湧きませんが、568ページもの大作と知って驚きました。毎朝少しずつ読んで漸く読了しました。『資本論』からの引用と解説から成っており、面白く読むことができました。原文(翻訳)については指示代名詞が大量に出てくるのが難解と感じる一つの理由かなと思いました。ドイツ語が読めれば、性や格変化などから容易に理解できるのかもしれません。本書が参考図書の一冊になっている、斎藤孝氏『図解・資本論』は繰り返し読みたい。そしてマルクスの思考の道筋を辿るため、有井行夫氏の本を読みたいと思います。2023/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12848062
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。