角川文庫<br> 推定少女

個数:
電子版価格
¥638
  • 電書あり

角川文庫
推定少女

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 02時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044281038
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



桜庭 一樹[サクラバ カズキ]
著・文・その他

内容説明

とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣篭カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが…直木賞作家のブレイク前夜に書かれた、清冽でファニーな成長小説。幻の未公開エンディング2本を同時収録。

著者等紹介

桜庭一樹[サクラバカズキ]
2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受け、07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。同書は直木賞にもノミネートされた。08年『私の男』で第138回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

166
健康的に中二病を患った中三少女の逃避行の物語。宇宙人か精神病者か不明な美少女と拳銃片手に大暴れ。銃を撃つは宇宙人が出るはで大騒ぎ。読んでいて気恥ずかしいのは良く描けているからだろう。成長の一時期、誰でもこんな風になったよね?子供から見る大人はうざい。頭ごなしに押し付けてくる大人、やたらと子供をおだてて共感する振りをする大人。どちらにも馴染めず苦悩する少女。感性が若くて伸び伸びしている。2023/10/18

kishikan

120
ぼくには女の子の経験はない(が、男の子だったことはある)。だから、思春期の女の子特有の(というのがあるかどうかは別として)悩みはとんと分からない。でも中学生の頃、偉いと言われる人達から「君たちには無限の可能性がある」などと言われると、年々選択肢が少なくなり、それも常に競争にさらされ、毎日が戦争の僕たちの今を思うと、「何言ってるんだ」とこみ上げる怒りを堪えていた。「砂糖菓子・・・」もそうだけど、桜庭さんは、そんな思春期の子供たちの思いを描くのが上手い。SF、メタファー、いろんな要素があるけど感銘を受ける書。2016/05/11

ナマアタタカイカタタタキキ

82
2Fのトイレの窓から例の評論家が顔を覗かせるシーンで、何が起こるんだ?と戸惑い、その後の展開は、先に読んだ『赤×ピンク』よりも多分に漫画チックな内容で驚く。私は普段読まないジャンルだけれど、これはSFなのか?しかし、等身大の15歳少女らの目眩く冒険の物語には変わりなく、読んでいると過去に埋めてきたティーンズの感性を掘り起こされるようだった。大人になっても結局、大人との戦いは続くし、どの辺りが子供と大人の境界線だったか、私には思い出せない。そもそもちゃんと大人になったのか?まさか私もいつしか電脳戦士の側へ?2020/05/26

アッシュ姉

74
桜庭さんの本は読み終わると宝物に変わる。混沌とした思春期の少女たちをみずみずしく切りとった作品。友達や学校、進路や将来に漫然と不安を抱き、早く大人になりたくて、でも絶対なりたくない焦燥感を持て余す。周りの大人たちはもちろん、仲のいい友達にも打ち明けられない心の叫び。「いまこんなに苦しいこと、あとほんの何年かして大人になったら、忘れちゃうのかな?それで、いいわねぇあれぐらいの年の子、悩みなんかなくて、なんて平気で言えるようになっちゃのかな?」ああ、平気で言ってる大人になってしまったワタシ。2018/09/11

Masako Karasawa

73
SF??意外と水前寺千春好きかも(*^_^*)最後のエンディングが3つもあって斬新だなぁーっと☆3番目のエンディングが一番好きかも☆1番とかもなかなか好きだったけど(*^_^*)2013/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/576900
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。