角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 論語と算盤

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角川文庫 角川ソフィア文庫
論語と算盤

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044090012
  • NDC分類 670.4
  • Cコード C0112

出版社内容情報

ビジネスを成功させる秘訣は論語にある。日本実業界の父が語る必読の名著。■ マスコミ各詩誌で話題沸騰! 愛され続けるロングセラーの文庫版

 *NHK総合 「サンデースポーツ2020」(2018年10月21日)で放映されました。
 *TBSテレビ 「あさチャン!」(2018年10月26日)で紹介されました。
 *毎日放送「サタデープラス」(2018年10月27日)で紹介されました。



渋沢 栄一[シブサワ エイイチ]
著・文・その他

内容説明

道徳と経営は合一すべきである。日本実業界の父、渋沢栄一が、後進の企業家を育成するために、経営哲学を語った談話録。論語の精神に基づいた道義に則った商売をし、儲けた利益は、みなの幸せのために使う。維新以来、日本に世界と比肩できる近代の実業界を育てあげた渋沢の成功の秘訣は、論語にあった。企業モラルが問われる今、経営と社会貢献の均衡を問い直す不滅のバイブルというべき必読の名著。

目次

処世と信条
立志と学問
常識と習慣
仁義と富貴
理想と迷信
人格と修養
算盤と権利
実業と士道
教育と情詛
成敗と運命

著者等紹介

渋沢栄一[シブサワエイイチ]
1840年、現在の埼玉県深谷市生まれ。一橋家の家臣、ついで幕臣となる。67年徳川昭武に随行してヨーロッパ諸国を歴訪。維新後、69年明治新政府に仕官。民部省、大蔵省に属した。73年健全財政を主張して辞任後は、第一国立銀行をはじめ指導的立場で500社前後の企業の創立・発展に貢献した。また、商工業の発展に尽力。経済団体を組織し、商業学校を創設するなど実業界の社会的向上に努めた。70歳で退任した以降は、社会公共事業の育成発達に努め、国際親善に力を入れた。1931年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

144
2021年の大河ドラマ「青天を衝け」を観てこの「論語と算盤」を読みました。約100年前に書かれているものが底本で文体や当時の地名など分かりにくい箇所が目立ちました。支那→中国、東照公→家康などです。本書は間違いなく良書中の良書ですが、注釈をもっと多用すると更に広く万人に読まれる事と感じました。機会があれば孔子の「論語」も読んでみようかな。2024年に新1万円札になる明治維新後、日本の基盤を作り、世界と比肩できる程に育て上げた渋沢栄一。今の日本を、もし彼が見たら一体どう叱咤激励してくれるのでしょうかね。2022/10/02

hit4papa

99
次の一万円札の人となって、俄かに活況を呈した有難い(?)お言葉の数々が収められたもの。ファイターズ栗山監督の座右の書としても有名です。渋沢栄一は、政界から経済界に身を転じ、日本の近代化に尽力した人物ですから、その精神論は、一読の価値はあります。ただ、本書は、渋沢栄一の論考を一冊に編纂したもので、同じ主張が繰り返し論述されているし、文体に統一感がなく読み辛くはあります。本書は、論語の渋沢栄一的解釈なので、論語そのものを知らないと盲目的に首肯するしかありません。勇気を出して論語を読んでみましょう(いずれ)。2019/07/20

Tadashi Tanohata

63
「論語読みの論語知らず」の代表取締役の私が、手探りで読み進めました。敬愛する渋沢栄一先生、今度紙幣にご登壇されるとのこと、それはご本望だったのでしょうか。「論語知らず」には計り知れませんが、「遠慮なければ近憂あり」でしょうか。それにしても、「教育」は先生の時代から道を誤っていたのですか。登壇後またご指導いただければ幸いです。2019/06/23

ちびbookworm

55
★4-4.5。序文は名解説(加地伸行氏)👏腹落ち。渋沢氏は日本に「正しい」資本主義社会と、福祉社会の実現に終生尽力した。常人離れした活力の源泉には、当時の社会への批判*精神と、信条、理想像があった。◆*=①「道徳なき商業の拝金主義」(農商のモラル教育不足)、②「空理空論の道徳主義者の商業蔑視(朱子学)」(武士の「清貧」を過度に重んじる気風)⇒”正しい資本主義”が「論語と算盤」という言葉に込められていると思う◆渋沢氏は孔子孟子の言葉を歪めて解釈された朱子学ではなく、「論語」「孟子」など原典派であろうとした2021/04/12

ころこ

36
論語とは道徳、算盤とは経済のことであり、商業道徳を説くために儒学が使われている。しかし、何も儒学でなければならない必然性は薄い印象を受ける。今や儒学のうち朱子学は商業道徳には相応しくなく、商業蔑視が強調されることの方が多い。渋沢の意図は儒学にこだわることではない。人は時に利他性を発揮することはあるが、活動の大半は自分のために行われる。経済を軽視することで社会をつくることはできない。私利私欲の上にどのようにして公共性を築くか。この無思想性が、じつは現代で問われている射程に届いていることに本書の意義はある。2023/07/07

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