角川文庫
きみとあるけば

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  • サイズ 文庫判/ページ数 120p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041973233
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

人は誰か、何かとともに歩いているものだ。その相手が、たとえ人間ではなくとも、子供の時代、青春時代、そして大人になっても、その人のかたわらには誰か、何かがそばにいて、喜び、哀しみをともに抱いてくれている―。失いたくない少年の心と大人になるということ、孤独とのつきあい方…。人生の大切なものが詰まった優しさあふれるエッセイと、心あたたまるユニークなイラスト。写真と対談も収録したファン待望の一冊。

目次

ファースト・フレンド
少女に帰ってみれば
長靴の音色
ドント・マインドDON’T MIND
よく見てごらん
神さまはいるの?
ポケットの哀しみ
こわれてもいいんだ。
“怖くても、大丈夫だよ”
はじめて見るかがやき
対談 伊集院静×堂本剛 大切にしたいもの

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒。89年、『三年坂』で作家デビュー。92年、『受け月』で直木賞を受賞。他に『乳房』(吉川英治文学新人賞)、『機関車先生』(柴田錬三郎賞)、『ごろごろ』(吉川英治文学賞)など多数の著書がある

堂本剛[ドウモトツヨシ]
1979年奈良県生まれ。93年、堂本光一とのコンビでKinKi Kidsを結成。97年、「硝子の少年」でCDデビュー。以来、シングル23曲連続でオリコンシングルチャート初登場第1位を継続中。2002年からはソロデビューも果たし、ドラマやバラエティなどでも活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

136
文学作家・伊集院静さんと人気歌手・堂本剛さんのコラボによる爽やかな洒落たイラスト・エッセイブックですね。伊集院さんがエッセイを剛くんがイラストを担当する役割分担は人生の年輪から言ってもピッタリでしょうね。静さんのファースト・フレンドは白い毛並みの仔犬ビクで、近所の悪ガキにいじめられた時もビクの頑張りに勇気づけられ助けられたという事ですね。出逢いは必ず別離の時を迎えるという事もビクに教わったと綴られています。35年振りの飼犬が剛君の愛犬と同じ犬種という事で、愛犬家の二人が犬と戯れるフォトに心癒されましたね。2020/01/29

ちょび

3
伊集院さんの温かい文と堂本くんの絵のコラボ。絶妙の空気感が溢れてます。2014/08/15

nanako

2
伊集院さんのエッセイがほとんどで、次に詩が入り、最後に堂本さんとの対談があります。「人は誰か、何かとともに歩いているものだ」冒頭のこの一文が染みる本でした。誰か、何かとは、すでに亡くなっている人かもしれない、実在しない人かもしれない。もしかしたら人でなくて、犬かもしれない。この本を読んでいる私は、今は著者と歩いているのかもしれない。孤独な気持ちや寂しい気持ちになったとき、そっと寄り添ってくれる本だなと思いました。2017/04/11

いのちゃん

1
素敵なコラボでした♪友だちが少ないって、私にとってはいいことだなって思った!2018/03/28

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