出版社内容情報
雪豹公爵×屋敷の管理人の青年の異世界ケモ耳ファンタジー！化け物屋敷の管理人を依頼された千歳は、その屋敷内に神出鬼没の希少種の雪豹と遭遇し、世話をするように。すっかり懐いたある日、発情期に見舞われた千歳を癒やしてくれたのは、美しい貴族姿に変身した雪豹で…！？
成瀬 かの［ナルセ カノ］
著・文・その他
みずかね りょう［ミズカネ リョウ］
イラスト
内容説明
唯一の取り柄である魔法で花を作る力で花屋を始めるため、帝都に赴いた半人半獣の千歳。当座の収入のため、物の怪が出ると噂の大豪邸の管理人を依頼されるが、不思議な気配を感じていたある日、屋敷の中に希少種といわれる美しい雪豹を発見する。嬉しくて餌付けしているうちに懐かれた千歳だが、思いがけず千歳の発情期が始まってしまう。すると「手伝ってやろうか」と突然雪豹が迫ってきて、千歳は仰天！？さらに千歳の精液を摂取した途端、雪豹は麗しい貴族姿に変身して！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
34
美しいユキヒョウが膝に乗ってきたり、腹毛を撫でたり、添い寝にあざと過ぎる「あ～ん」。絶品のイラスト。ラブはなくていいからもっとモフを！と願ったのは私だけじゃないはず。2017/10/08
anko
25
大正時代風モフモフモファンタジーで最後の方で明かされけど再会ものでもある。獣人でありながら先祖帰りで耳とシッポの無いうさぎの千歳と世の中の差別などに嫌気がさして隱遁中の純粋種ユキヒョウの楼嵐公爵。見た目に寄らず座った肝と健気さと胃袋も掴まれた楼嵐の愛情はだだ漏れたけど今迄の暴力をともなう理不尽な体験の為に信じられない千歳。その嫌な目にあってた理由が腑に落ち無いけど、楼嵐とならきっと甘やかされ嫌な目にも会わず幸せだろうなぁ。千歳がずっとしあわせであります様に。2017/10/07
なみ
24
電子にて☆モフモフ大好きー！…ではない私でも楽しく読め、モフファンタジーに難なく入り込めるよきお話でした。健気ででもちょっと変わってる(言葉のチョイスとか)?千歳がかわいい。雪豹イラストがどれもこれも美しい〜2017/10/24
華緯
22
電子。面白かった〜〜。成瀬さんの受けの一つのパターンで、無理矢理な身体の関係から始まっても、意固地なくらい気持ちが流されないところが、私はすごく浸れて読んでて気持ちよかった。そして、楼嵐の行動が、まんま獣(…ケダモノではない。)で、微笑ましい。受けの魔法の特性も、タカナシの説明で納得できるし、読後はすっきり。ただ甘いだけでなく、周囲の優しい人たちの中に、伊織のように、味方にしたら心強いけど気を許せないキャラがいるところが、どこかふわふわになりそうなファンタジーを地に繋ぎとめてる。やっぱり上手いなぁ。2017/10/03
りんりん
16
絵師買い。雪豹の公爵×健気な兎（先祖返りで見かけはヒト）の受。朝起きて腹毛をもふ。謝る時には頭をスリスリしてくる（受は内心『あざとい』と思うも抗えない）。えっちの時にはモフモフの尻尾を抱きしめて…と。雪豹って良いよね。堪能しました。2017/10/08
