角川スニーカー文庫 フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記〈２〉

気がつけば毛玉【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041058220
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

１巻が発売即重版の人気作！　月刊「少年エース」でコミカライズも決定！！

内容説明

季節は冬。何でも屋“フリーライフ”には、今日もカオルとクルミア、フランソワにアルティなど、おなじみのメンバーが勢揃い。あったかコタツでほっこり、時にはガールズトークで大盛り上がり。そんな中、仕事第一のおしおきメイド・ユミエルは、貴大への接し方を反省して一転、ご奉仕メイドに大変身！でも盛大に勘違いして、何故かセクシー衣装で貴大を誘惑しだして！？新年を目前に控え、今日も“フリーライフ”は大にぎわい！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

孤児院での子守や、傲岸不遜な王子の我儘でダンジョンのボス戦に付き合ったり、妖精の楽園（〇〇を閉じ込める牢獄）に迷いこんだりと、月に三週間は休みたいとぼやくも全然休めない貴大の何でも屋家業の物語の第２巻。常に仕事をサボろうと画策する主を厳しく送り出すユミエルですが、内心ではどうすれば主様の疲れを癒す事が出来るのかを考える姿が可愛らしく、特製のお茶を飲ませまくったりコスプレで悩殺しようとしたりと迷走しまくってはいましたが、貴大への想いの強さが伝わってきました。仲良くなった少女達と過ごす年越しの夜も面白かった。

2018/03/03

[まるぼろ]

今巻に収録されているエピソードのお陰か、前巻に比べるとのんびりした雰囲気が漂っていましたが、それでもオーバーワーク気味な貴大の異世界何でも屋奮闘記の第2弾です。今巻も気負う事無くほのぼのと読めて楽しかったです。今巻で好きだったエピソードはやはりフェアリーズ・ガーデンのお話とその後のユミエルが妖精三姉妹に師事するお話ですかね。三姉妹の割りと碌でもない言動から来る騒動に笑いつつも貴大やユミエルの内面が知れたいい話だったと思いました。次巻もまた楽しみです。

2017/11/16

[りのん]

ルードスから孤児院の子供たちの世話を一週間だけ頼まれたり、他人を見下す生意気な王子がタカヒロのクラスへ出向いてきて騒動を起こしたり、一週間ほど妖精たち住む森へ迷い込んだり、ユミエルがタカヒロに奉仕をしたりなどなど、相変わらず何気なく日常を過ごすスローライフ第2巻。今巻も面白かったです。1巻では読めなかったユミエルの話が読めたのが個人的には嬉しかったです。タカヒロを激励する方法がズレていれば、奉仕する方法もズレているユミエルかわいい。幕間の妖精三姉妹が妖精王を相手にする話は笑いました。次巻も楽しみです。

2018/08/16

[トマトの人]

今朝から読み始めましたが、やはり読んでいてとてもテンポよく読めるので色々なことを考えれながら読めました。 今回の話は季節と年の変わり目の話で季節ごとに分かれていたので去年の秋や冬、年越しを思い出しながら読んでいました。 今年は自分も一人暮らしを始める予定なので大体、貴大くんのようにダラダラ過ごすんだなと少しだけ予想ができました。(ユミエルが居ないのが少し寂しいけど) あと、今回はユミエル株がグングン跳ね上がってくると思いますので、みなさんもぜひ読んでこの娘の従順で可愛い面をみてほっこりして貰えると幸いです

2018/05/14

[くまくま]

孤児院子守り　ユミエル暴走

2021/09/12