ドラゴンスリーパー

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041057216
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

進化を遂げた警察ミステリー「大作映画のようだ。困るなー。俺より面白いんじゃないか?」と今野敏氏も驚愕!
伝説の元刑事とイマドキ刑事、執念の捜査行。
パイルドライバーの異名をとる元刑事久井重吾の元に訃報が届いた。元上司が残酷な手口で殺害されたというのだ。しかも十三年前の未解決少女殺害事件の手口と酷似していた。イマドキの刑事中戸川俊介とコンビを組み、アドバイザーとして捜査を開始した久井。やがて、元上司が引退後も追っていた未解決事件の裏に、不法滞在中国人の存在が浮かび上がり、県警警備部も事件を追っていることが判明。直後、第二の殺人が。謎が謎を呼ぶ事件の犯人の正体は。
進化を遂げた警察ミステリー!

長崎 尚志[ナガサキ タカシ]
著・文・その他

内容説明

“パイルドライバー”の異名をとる元刑事・久井重吾の元に訃報が届いた。元上司だった諸富幸太郎が残酷な手口で殺害されたというのだ。しかも十三年前の未解決少女殺害事件の手口と酷似していた。イマドキの刑事・中戸川俊介とコンビを組み、アドバイザーとして捜査を開始した久井。やがて、諸富が引退後も追っていた未解決事件の裏に、不法滞在中国人―鼠族の存在が浮かび上がり、県警警備部も事件を追っていることが判明。直後、第二の殺人が…。謎が謎を呼ぶ事件の犯人の正体は?進化を遂げた警察ミステリー。

著者等紹介

長崎尚志[ナガサキタカシ]
元漫画週刊誌編集長。浦沢直樹と多くの作品を出し、その後フリーの原作者・編集者となる。2010年『アルタンタハー―東方見聞録奇譚』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

113
パイルドライバーの続きということで様々な事件などがかかわりあってきて人の名前などを覚えていないとわからなくなってしまいます。私はこのような様々な状況などが絡むのは好きなのですが、エンターテイメントとして楽しむ人は小うるさいと感じることがあるのかもしれません。この中でかなり引用されている「マビノギオン」という本を読んでみたくなりました。2018/12/24

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

94
83/100点 シリーズ2作目、初読みの作家さん。自分は前作を読まずに2作目のこの作品から読んだのですが、1作目から読んだ方が登場人物や物語背景などが、もっとよりよく分かり楽しめたと感じました。まぁそう言っても魅力的な謎とスピード感のある展開で、充分楽しめることが出来ました。中国の昔から存続する秘密結社と現代日本社会のイジメを絡めたストーリーが興味深く面白く読めました。ただ文中の長々とした『マビノギオン』の引用は物語の流れを止めるように感じられ、必要とは思えなかったです。2018/07/31

ゆみねこ

83
元刑事の久井とイマドキ刑事・中戸川のコンビ。パイルドライバーの第2弾。イジメ問題と中国残留孤児、複雑に絡み合った事件。『マビノギオン』の挿入が難解でやや流し読み。本当の悪人にゾッとさせられた。2019/09/22

papako

73
読もうかどうしようか、悩んで、結局読んで、読み出したらあっという間でした。しかしやはりいろいろ詰め込みすぎな感じ。今回の1番の謎は『マビノギオン』きっと何かを読み取れたはずなんだろうけど、とばしちゃいましたよ。場面転換も相変わらず唐突で戸惑う。それでも読まされるのはなんでだろう。そしてこういう秘密結社って、なかなか理解出来ないわ。最後の久井と娘の再会、ちょっと都合良すぎない?ま、いっか。続くのかしら?また悩んで読むんだろうな。2019/06/24

さっこ

59
「パイルドライバー」の続編。今回も読みごたえがありました。13年前、同時に起きた2件の猟奇殺人事件。時を経て一つの猟奇殺人と同じ手口で殺害されたのは久井の先輩の元刑事。二つの事件の筋読みをしながら事件を追う。中国残留孤児や子供のイジメ問題を絡めながら一つに繋がっていくのはとても面白くて圧巻。2020/02/02

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