角川文庫<br> おせっかい屋のお鈴さん

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角川文庫
おせっかい屋のお鈴さん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041055731
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

杜の都、仙台で暮らす村田カエデ27歳。ぽっちゃり体型の優しい彼氏あり。地元の信金勤務の平凡な人生を送っていた──お鈴さんに出会うまでは。彼女は超がつくわがままお嬢さま。さらに問題なのは幽霊であること!? でもお人好しで憎めない、変わった幽霊なのだ。困った人を放っておけず騒動ばかり引き起こす。ほらまた、今日もカエデたちを巻き込み大騒ぎに!? 楽しく笑い、ほろりとさせられる。読んだ後に優しい気持ちになれる物語。

内容説明

杜の都、仙台で暮らす村田カエデ27歳。ぽっちゃり体型の優しい彼氏あり。地元の信金勤務の平凡な人生を送っていた―お鈴さんに出会うまでは。彼女は超がつくわがままお嬢さま。さらに問題なのは幽霊であること!?でもお人好しで憎めない、変わった幽霊なのだ。困った人を放っておけず騒動ばかり引き起こす。今日もカエデたちを巻き込み大騒ぎに!?楽しく笑い、ほろりとさせられる。読んだ後に優しい気持ちになれる物語。

著者等紹介

堀川アサコ[ホリカワアサコ]
1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

45
出だしから奇妙である。主人公カエデの父が死んだ。2歳の時に両親が離婚して以来、母と会っていない。死んだ父から手紙が来て墓参りに来て欲しいという。当惑しながらも行ったお寺の古いお墓の土台につまづいたら、江戸時代の大店の娘の幽霊が出て来てしまった。と言うところから始まり、短編4話。中には生き霊が出てくる不気味な話もあるが、全般は軽い幽霊話。はじめの死人からの手紙も、第4話で種明かし。なんの事はなく担当の看護師さんが父が生前書いていた手紙を投函だけのこと。幽霊も怖くなければ会いたい故人も幾人かいるな。2021/09/21

ぽぽ♪

38
堀川さん、初読みです。平凡な生活を送っていたカエデ。そしてぽっちゃりな彼氏・こんちゃん。そんな二人の前に現れた江戸時代の幽霊・お鈴。お鈴と関わる様になり、色々な騒動を解決する羽目に…お気に入りはこんちゃん。本当にいい人!ワガママに見えるお鈴も、根は優しいお節介で憎めないです。カエデもお人好しで、ほんわかした気持ちになれました。2019/09/09

りょうこ

38
堀川さんが好きなので、あまり前情報無しに買ったら出てくる地名に聞き覚えが(笑)ってか地元だったので、いつもは知らない土地は想像で補うが今回ばかりは想像しなくてもダイレクトなので...読むスピードが速かった!2018/03/14

ありす

37
仙台の信用金庫に勤めるカエデ。同じ信用金庫に勤める彼氏あり。両親はカエデが2歳の時に離婚。それ以来、母と二人暮らし。そんなある日、2歳の時以来会っていない父から手紙が届く…手紙が届く時には自分は天国にいるだろうと。その父のお墓参りに行った寺で幽霊のお鈴と出会う。この幽霊、超我儘なお嬢様。でも困っている人を放っておけない性格で憎めない幽霊。平凡な生活から一転、色んな騒動に巻き込まれるカエデたち。少しホラー混じりもありましたが、堀川さんらしい作品で、ホッコリできました。2019/09/07

一華

32
お鈴さん…おせっかいというよりも「いけず」でしたね〜まっ、可愛げがあるからよしですかしら…カエデとこんちゃんの、ほのぼのカップルに癒されます…なんとか丸くおさまったと思いきや、ツネ太郎さんの登場!カエデも災難だけれど…お鈴さんの行く末も気になります。もう少し、素直になったら…望みあるかも〜2018/11/21

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