出版社内容情報
読めばあなたの答えがきっと見つかる“生きるための教科書”。シリーズ開始
なぜ生きる? なぜ学ぶ? ”私”って何? 誰もが一度は必ず悩む人生の大きな問いに、各分野の第一人者が真っ向勝負で答える。直感的に感じるための教科書シリーズ第1弾! 35万部突破のベストセラー、ついに文庫化!
内容説明
「考えることだけが、不思議を生きる力になる」。死ぬってどういうこと?なぜ生きなければいけないの?なんで勉強しなくてはいけないの?そもそも“私”ってなに?誰もが一度は必ず悩む人生の大きな問い。いま、改めて各分野の第一人者が生きる意味、学びの意味を真正面から答える。1日1教科、1週間であなただけの答えがきっと見つかる、自分の足で立つための教科書シリーズ第1弾。35万部突破の隠れたベストセラー、ついに文庫化。
目次
国語・外国語(島田雅彦)
美術(布施英利)
数学(野崎昭弘)
音楽(宇野功芳)
理科(養老孟司)
社会(宮城まり子)
道徳(池田晶子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TANGO
30
図書館本。それぞれの分野の第一人者による「いまを生きるため」の授業。「死」を想うことは、「生」を想うこと。国語・外国語と、道徳の授業は、特に興味深く読んだ。社会も数学も理科も音楽も美術も、本の冒頭の質問に答えるために必要な教科で、どれも、なぜ?と問いかけ、考えることが大事だと感じた。2015/02/26
しゅんぺい(笑)
2
授業形式で、社会のあらゆる事象について考えさせるための種を提示してくれる。中学生向け?なのでとっつきやすく、そのくせ考えさせられます。 最初の言語と理科が特におもしろい。 ただ、これではあまり伝わらないんじゃないか、と思う章もあり、少し不完全な気もします。 でも、とりあえず情熱がすごい。けっこうアツい本でした。2012/06/20
123456789wanko
1
養老孟司さんの言葉。「科学は自然を対象とする。しかし科学それ自身は自然ではない。人間が作ったものだからである。」このことを勘違いするから、科学信仰や科学アレルギーなどの誤った反応を起こす、と説く。科学に対して冷静で公正な判断が求められている今だからこそ、強く心に響く。2012/05/04
shabao
0
小さい頃は算数の答えを間違えると、当時教育熱心だった父親によく殴られていたなあ。。。自分に子供ができたときは、なぜ学ぶのかをしっかり教えられるような人間になりたいです。美術、数学、音楽がおすすめ。2015/10/06
gonzou ingandaruma
0
どの筆者の文章も短いのに読み応えがあります。島田雅彦さんと布施英利さんがお気に入りです。2015/03/24