MF文庫J<br> 魔法塾―生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。

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MF文庫J
魔法塾―生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040695105
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

落ちこぼれや変態でもきっと居場所がみつかる、はみだし魔法塾コメディ。魔法大国・日本のトップ魔術師に史上最年少で成り上がった天才・鳴神皇一郎。だが、仲間の裏切りに遭い、ニートに転落。そこへ亡き恩師の娘・結が「私が経営する魔法塾・黎明館の講師になって」と頼んできた。承諾した皇一郎だったが、やって来る塾生は、生涯全敗の魔法騎士・ベアトリクス、禁忌の術で死霊軍団の結成を夢見るお嬢様・芙蓉、ヤンキー魔法高校で屋根裏登校をする謎の少女・つぼみ……と落ちこぼれや変態ばかり。「安心しろ。俺がこの塾を『母校より母校』と思える場所にしてみせるから!」。天才と呼ばれた元ニートによる、カリスマ講師としての破天荒な指導が始まった……笑いと感動を巻き起こす、はみだし魔術師たちの痛快魔法塾コメディ!

壱日千次[イチニチセンジ]
著・文・その他

リン☆ユウ[リンユウ]
イラスト

内容説明

魔法大国・日本のトップ魔術師に史上最年少で成り上がった天才・鳴神皇一郎。だが、仲間の裏切りに遭い、ニートに転落。そこへ亡き恩師の娘・結が「私が経営する魔法塾・黎明館の講師になって」と頼んできた。承諾した皇一郎だったが、やって来る塾生は、生涯全敗の魔法騎士・ベアトリクス、禁忌の術で死霊軍団の結成を夢見るお嬢様・芙蓉、ヤンキー魔法高校で屋根裏登校をする謎の少女・つぼみ…と落ちこぼれや変態ばかり。「安心しろ。俺がこの塾を『母校より母校』と思える場所にしてみせるから!」。天才と呼ばれた元ニートによる、カリスマ講師としての破天荒な指導が始まった…笑いと感動を巻き起こす、はみだし魔術師たちの痛快魔法塾コメディ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツバサ

16
先月はバブみネーターという変化球もとい魔球を投げてきたかと思えば、次は直球を投げてくる壱日先生に屈服。今回は変態度押さえ目で、主人公の熱さが多め。王道な展開だけど、随所に作者らしさが見えてて良かったです。変態もいいけど、熱い主人公も良いね。是非シリーズ化してほしい。2017/10/26

サキイカスルメ

15
もっとやる気のない感じかと思ったら熱い男じゃないか。素晴らしい。戦後から魔法使いが大活躍する日本で、トップまで上り詰めたのに裏切りによって底辺ニートに転落した皇一郎が、恩師の娘結に頼まれ魔法塾講師をするお話。おおう、これは熱かったですね。元ニートでも懸命に生徒たちに向き合って教えようとする皇一郎は、素敵な主人公でした。結は壱日先生らしい塾長ロリヒロインですね。生徒たちはポンコツ女剣士、魚の骨でテンションマックスお嬢様、狭いところ大好き少女となかなか個性的ですが、良い子達です。とにかく面白かった。2017/10/29

不自他

14
表紙とあらすじを見た時から期待していた壱日さんの新作。こういうのが読みたかった!!全体的に自分好み。熱血王道展開+読み易いので初めての方にもオススメ。状況やキャラに即したギャグの応酬は壱日作品ならでは。お気に入りキャラは、清楚美人の芙蓉さん。作中での変態度が随一で発言がツボに入りました。絵柄・キャラ立ち・設定・内容のどれをとっても申し分ないですし、これは是非ともシリーズ化してほしいです。2017/10/29

真白優樹

13
―――例え理不尽な汚名を背負っても、守りたいものがあるから。某バブみを読んだ後だと変態性が低く見えるかもしれない。だがそう思うのならばよく見てほしい。確実に変態の因子がここには内在しており、ぶっ飛んだ会話劇と共に確実に読者の腹筋を攻撃してくるのである。そんな笑いが隠れてド畜生な暗さを持つ世界の中で輝くこの物語は、虐げられた半端者達が世界にその力を見せつける爽快さもあり、だからこそ面白いのである。始まったばかりの塾運営、そして不当な世界の評価はどこへと進むのか。次なる指導とは。 次巻も楽しみである。2017/10/25

KUWAGATA

12
壱日さんの作品の魅力は、キャラの度し難い変態度と、主人公とその仲間たちとが、常に自分のことより誰かのことを大切に思い、時に自らを擲つその熱さとが両輪となって成立していると思うのです。そういう意味で先月出た作品は、変態度は申し分ないものの、熱量が全く足らず肩すかしもいいところでした。ですが本作は、やや変態度は物足りないとはいうものの、この熱さ、まさしく壱日作品ともいうべきもので、満足のいく一冊でした。何せ主人公、仲間を救うために自殺を選ぶんだもんな。続刊熱望。そして次はもっと変態度もアゲアゲで行ってほしい。2017/10/28

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