インド・アズ・ナンバーワン―中国を超えるパワーの源泉

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インド・アズ・ナンバーワン―中国を超えるパワーの源泉

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784023309678
  • NDC分類 302.25
  • Cコード C0033

内容説明

急成長するインド経済の実態とインド企業の動向、そして、多様な宗教・文化に根ざしたインドという国家の現在の姿を知り、日本企業の「インド進出」「インドビジネス」を成功させるための手法を、“ミスター円”が詳細に解説する。

目次

第1章 日本と対局にあるインド
第2章 インドの経済と産業
第3章 インドの国家と政治
第4章 インドの社会と文化
第5章 日本とインド
第6章 インド人とインドビジネス
第7章 インド・アズ・ナンバーワン

著者等紹介

榊原英資[サカキバラエイスケ]
1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、米ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任。「ミスター円」と呼ばれ、為替、金融制度改革に尽力。慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学教授、(財)インド経済研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ふみすむ

8
あと7年で中国の人口を抜くらしいインドの本。著者はインド経済研究所の理事長を務める元大蔵官僚のエコノミスト。文章は一般向けで、新聞の記事でも読むくらいの姿勢で十分。かつて天竺と呼ばれた仏教国も今はヒンドゥー教の国と思いきや、前首相はシク教徒でタタ財閥会長はゾロアスター教徒。イスラム教徒人口は世界第3位。イギリス統治下で英語が根付いたのは事実だが、ヒンディー語の他に州公用語だけでも20近く存在する多言語社会。民族も宗教も言語も多様なこのインドの複雑さを、本書は歴史・経済・政治・文化等の面から解きほぐす。2017/09/09

みぽ

3
2016#61 インドという国を知る第一歩として、客観的によくまとまっている本だと思う。掘れば掘るほどディープなこの国は、全体像を把握することが困難な印象だった。宗教的な部分が複雑で、学生時代から思考停止状態の私。しかし、この多様性を受け入れる国は、混沌としているようで、実は理にかなっていることがわかってきた。絶対的な民主主義だけれど、格差がとても大きいという不思議。同質性の高い日本に対して、多様性を受け入れるインド。相反するようで、意外な歴史的な結び付きもあって、知れば知るほどおもしろい。2016/10/08

Stevie G

3
実際にインドに駐在したり居住した訳ではなく、一企業の非常勤取締役に呼ばれて何度か出張したり、インド研究所に関わっただけで、本を一冊書いてしまえるのはすごい。2013/10/31

猫草

3
我が前世の故郷インドの本!インドも日本も無常感という共通性があるが・・・日本のはウエットな無常感でインドのはドライな無常感とある!ものすごく納得できる!多種多様な宗教やインド哲学を生み出したりしているわりには 実際に会ったインド人はとても世俗的だったもん・・・インドの雑踏の中で無常感に浸りたいアタシを決してほっとかないインド人たちが懐かしい! インドがどんどん様変わりしていくのは寂しいけど どんなに経済発展・近代化を遂げても伝統を捨てない2面性のバランスが魅力2012/02/19

NOZA

2
多種多様な文化、宗教、言語の存在する国で非常に面白い。会社でインドの人達と一緒に仕事してるけどみんな真面目で頭の回転が速い。ただ、ベジタリアン多いんだよなー。ランチの場所に悩む。本を読んでますますインドに行きたくなった。2012/03/22

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