出版社内容情報
月島真十郎が剣術修行から江戸に戻ると、藩邸は竹矢来で閉ざされていた。老中の父が急死し、お家は領地替えになっていたのだ。帰る場所を失った真十郎は用心棒稼業を始めるが、お家騒動を巡る黒い噂を耳にして……。人気作家の新シリーズ!
内容説明
老中だった父の横死に絡む御家騒動のため、公儀に病死と届けられ、居場所を失った大垣沖信。彼は月島真十郎と名を改め、用心棒稼業に身をやつすが、やがて幕府内に蠢く悪事に単身斬り込んでいく!父の復讐に燃える真十郎の剣が私腹を肥やす悪を薙ぐ、書き下ろし新シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
62
剣はとっては限流の達人である月島真十郎の活躍の物語です。真十郎は、ものに拘らず、爽やかで、颯爽とした姿のいい青年で、剣の遣い手です。この真十郎が、江戸に留まり父を暗殺した仇を探すかたわら、日雇い人足や用心棒で生活して。ついに仇の本田豊後守を討ちとります。真十郎28才と深川島田町で口入屋をしている気の強い玉緒31才たち真十郎を取り巻く人たちが面白いです。シリーズ1作目。2017.10発行。字の大きさは…中。2023.03.04~05読了。★★★☆☆2023/03/05
asky0084
1
★★★★☆2017/11/05
よしぜん
0
★★★★⭐︎ 2022/10/18