出版社内容情報
本書は,嘉祥大師(549‐623)が三論すなわち竜樹の中論・十二門論および提婆の百論の要旨を簡明に説き,般若思想の精髄を発揮した一種の仏教原論であり,古来空観哲学の入門書として研究家必読の書とされる名著.本文庫本は明快な口語文に訳出,読解に資すべき周到な用意が施されている.
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本書は,嘉祥大師(549‐623)が三論すなわち竜樹の中論・十二門論および提婆の百論の要旨を簡明に説き,般若思想の精髄を発揮した一種の仏教原論であり,古来空観哲学の入門書として研究家必読の書とされる名著.本文庫本は明快な口語文に訳出,読解に資すべき周到な用意が施されている.