岩波文庫
三論玄義

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  • サイズ A6判/ページ数 216p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784003333112
  • NDC分類 188.23
  • Cコード C0115

出版社内容情報

本書は,嘉祥大師(549‐623)が三論すなわち竜樹の中論・十二門論および提婆の百論の要旨を簡明に説き,般若思想の精髄を発揮した一種の仏教原論であり,古来空観哲学の入門書として研究家必読の書とされる名著.本文庫本は明快な口語文に訳出,読解に資すべき周到な用意が施されている.

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

12
佛教原論(3頁)。原文→脚注→書き下し文(ルビ付き)の順に読むとよいが、実際はその逆になると思う。口語訳がほしいところ。問答だから、必要な問答のみチェックしてもよいではないか。「善は樂しい報を招き、惡は苦しい果を感ずる」(17頁)。僕はなかなか吉報を恩師に伝えられない。仕方ないので、坊様に本書を解説してもらいたい。旧字体が内容をさらに難しくしていると思う。解題によると、三論とは龍樹の『中論』と『十二門論』及び提婆の『百論』。根本の経典は般若經(205頁)。2014/01/28

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