承認と包摂へ―労働と生活の保障

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000284721
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C3330

出版社内容情報

骨折りや苦心が適度に分担され,同僚や家族に認められ,順当に報われること.そして労働の場と生活の糧が保障されること.人間が生きていくうえで欠かせないこれらの課題を追求し,学問と暮らしの接合面を広げ,ジェンダー・バイアスのない新たな承認と包摂のあり方をめざす,経済学,社会政策,労働法学,社会学,政治学の試み.

内容説明

骨折りや苦心が適度に分担され、同僚や家族に認められ、順当に報われること、そして労働の場と生活の糧が保障されること。人間が生きていくうえで欠くことのできないこれらの課題を、社会科学の観点から追究し、学問と暮らしが接する面を広げ、ジェンダー・バイアスのない新たな承認と包摂のあり方をめざす、経済学、社会政策、労働法学、社会学、政治学の試み。

目次

序論 経験知からの学の射程の広がり
1 ジェンダー分析の学的インパクト―社会的排除/包摂を見据える(経済学・社会政策の再構築―生活保障システム論;労働法の再検討―女性中心アプローチ;「価値の承認」・「資源の配分」の実証研究―ペイ・エクイティ研究の意義;承認と連帯へ―ジェンダー社会科学と福祉国家)
2 課題と可能性:再編成と共生(貧困と社会的排除―ジェンダーの観点からみた実態;雇用の非正規化と労働市場規制;社会的経済が示す未来―イタリアの協同組合の事例から;レジーム転換と福祉政治―包摂と承認の政治学)

著者等紹介

大沢真理[オオサワマリ]
1953年生まれ。東京大学社会科学研究所教授。経済学、社会政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ryuji Saito

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2015年116冊目。2015/11/17

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