出版社内容情報
いまやグーグルという強力な検索エンジンによって、われわれの言語や文化が一元化されるのではないか。情報の一極支配に警鐘を鳴らし、その問題を浮き彫りにしながら、文化の多様性を守るための独自の戦略を提唱する。
内容説明
いま世界を衝撃がめぐった。グーグルが1500万冊の書籍をデジタル化するというのだ。強力な検索エンジンによって、われわれの言語や文化が一元化されるのではないか。こうした情報の一極支配に警鐘を鳴らし、その問題を浮き彫りにしながら、文化の多様性を守るための独自の戦略を提唱する問題の書。
目次
第1章 目を見張る進歩
第2章 市場というリスク
第3章 ハイパーパワー
第4章 困難な問題
第5章 独自の検索エンジン
第6章 知識の体系化
第7章 文化と産業
結論 新たな方法の模索
著者等紹介
ジャンヌネー,ジャン‐ノエル[ジャンヌネー,ジャンノエル][Jeanneney,Jean‐No¨el]
1942年グルノーブル生まれ。シンクタンクのユーロパルトネール所長。パリ高等師範学校を卒業し、1979年からパリ政治学院(Science‐po)教授。1982年から1986年ラジオフランスの会長。1991年から1993年通商省そしてコミュニケーション省政務次官を歴任。2002年から2007年春までフランス国立図書館長
佐々木勉[ササキツトム]
北海道生まれ。慶応大学商学研究科博士課程修了。郵政研究所研究官、慶応大学総合政策学部講師、文部省教科書調査官、群馬大学社会情報学部助教授、郵政総合研究所客員研究員などを経て、情報通信総合研究所客員研究員、在フランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Translater#6
mittsko
りつか
た。