愛する海―船長50年の航海記

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000220538
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

内容説明

なぜ海に魅かれるのか、船長の仕事はどのようなものなのか、海の厳しさと不思議、そして海の男の友情。五〇年もの年月を「海一筋」で生きてきた日本一の海の男・キャプテン石田が綴る航海記。

目次

海へ―船乗りという夢(母の優しさ、父の夢;憧れと迷いのはざまで ほか)
船の楽しみ、海の喜び(いざ航海へ;海はフシギでいっぱい ほか)
船長の出番(困ったときの助け船―洋上からの社会貢献;「なつしま」、大震災に遭遇する ほか)
太平洋の不思議な出会い(最初の出会い;畑下さんの、ひととなり ほか)

著者等紹介

石田貞夫[イシダサダオ]
1945年、石川県生まれ。日本水産(株)に15歳で入社、生まれて初めて乗船した。1990年、「野島丸」船長に。戦前から続いていた母船式事業で日本水産最後の母船船長を3年間務め、1993年日本海洋事業(株)に船長として出向。2002年、日本水産退職、日本海洋事業入社。その間、有人潜水調査船「しんかい2000」の支援母船「なつしま」をはじめ海洋調査船の船長を2010年春まで務めた。現在、同社・海技顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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pulpo8

18
雄大な自然に惹かれる人というのは、究極のロマンチストなのだと思う。海への愛が痛いほど伝わってくる「太平洋の不思議な出会い」には特に深い感銘を受けた。身寄りのない八十歳の男性、畑下さんがアメリカから日本へヨット航海をする。それを追いかける船長石田さんとの心の交流。「外国から日本を見ると、日本のことがよく見える」・・・海から陸を見ている彼らは、私たちよりも陸のことを知っているんだろうな。船上の朝でしか味わえない、青臭い潮の匂い。それを感じる事が出来たら、確かに人生を無駄に長引かせる必要もないと思ってしまう。2014/09/30

スプリント

5
アメリカ国籍の孤高のヨットマン畑下氏との交流に引きこまれました。海を知り尽くしたキャプテンの人柄が読む者を熱くさせます。2015/05/09

YTY

1
JAMSTECの「かいれい」「なつしま」等の元船長の自伝&航海記。色んなドラマがあるんだなぁ。2011/07/26

takao

0
ふむ2018/02/15

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