出版社内容情報
アジア各国で猛威をふるい,世界を震撼させたSARS(重症急性呼吸器症候群).なぜ世界中に急速に広まったのか.日本,そして世界はどのように対応したのか――何を将来の教訓にすべきかを含め,感染症の専門家が事例とともに語る.
目次
新興・再興感染症はなぜ出現するのか
謎の肺炎の出現
SARS(重症急性呼吸器症候群)とは
流行の実態
日本の対応
SARS流行から学んだもの
著者等紹介
竹田美文[タケダヨシフミ]
1935年徳島県生まれ。大阪大学医学部卒業。医学博士。大阪大学微生物病研究所助教授、東京大学医科学研究所教授、京都大学医学部教授、国立国際医療センター研究所長、国立感染症研究所所長を経て、現在、実践女子大学生活科学部教授
岡部信彦[オカベノブヒコ]
1946年東京都生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医学博士。神奈川県衛生看護専門学校付属病院小児科部長、WHO西太平洋地域事務局伝染性疾患予防対策課課長、慈恵会医科大学小児科学講座助教授などを経て、現在、国立感染症研究所感染症情報センター長
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