ラマヌジャンの遺した関数

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000067355
  • NDC分類 410.8
  • Cコード C0041

出版社内容情報

数学は問題を解くことにこそ醍醐味がある.数学者の追い求めてきた数と図形は,昔も今も何も変わらない.しかし常に新しい問題が生まれ,解かれ,しかも古き問題を見返してみると新たな発見もある.インドのラマヌジャンと現代物理学を結びつけた問題とは? 高校生から研究者まで,数学を愛するすべての人に贈る.

内容説明

数学者の追い求めてきた対象である数と図形は、昔も今もその姿は何も変わらない。しかし常に新しい問題が生まれ、解かれ、しかも古き問題を見返してみると新たな発見もある。解いてみてわかる、数学の醍醐味。

目次

第1講 数は有理数で近似できるか?
第2講 2項係数の算術的性質
第3講 同類項―ラマヌジャンの遺した関数
第4講 3次と4次の方程式
第5講 5次方程式
第6講 多項式にはいくつの根があるのか?
第7講 チェビシェフの多項式
第8講 方程式の幾何学

著者等紹介

フックス,D.[フックス,D.] [Fuchs,Dmitry]
カリフォルニア大学デーヴィス校

タバチニコフ,S.[タバチニコフ,S.] [Tabachnikov,Serge]
ペンシルヴァニア州大学

蟹江幸博[カニエユキヒロ]
三重大学教育学部教授。著書に『微分のはなし』『積分のはなし』(日本評論社)、『文明開化の数学と物理』(共著、岩波書店)、訳書に『解析教程』(丸善出版)、『天書の証明』(シュプリンガー・ジャパン)、『黄金分割』『シンメトリー』(日本評論社)、『直線と曲線ハンディブック』(共訳、共立出版)、『古典力学の数学的方法』(共訳、岩波書店)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつど@理工

6
自分は「大学生(もしくはスーパー高校生)が高校数学の背景問題に慣れる」のに良い本を探していて、希望としては数年前まで雑誌理系への数学に連載された「4次元の数学」みたいなものがないか?と色々考えてみた。4次元の数学は本になっていないから入手困難である。現在購入可能なこのシリーズ(3冊)はストーリー性もあって面白いし、幅広い話題を扱っているので自分の希望と合致していると思う。ただしある程度蓄積が必要なので、石谷茂さんの著作ぐらいが受験生の扱える限界だろう。2014/03/27

EnJoeToh

2
よい本だけど、ラマヌジャンものではない。幾何寄り。要本気計算。2012/08/03

phmchb

1
タイトル詐欺。ラマヌジャン氏は数ページしか登場しない(´д`|||)2021/01/20

takao

1
数学の得意な高校生や大学生向けとのこと。3部作。 ラマヌジャンはほとんど出てこない。2016/11/06

MrO

0
原本のタイトル通りオムニバスで良かったのに。タイトルに騙されて買いましたが、まったく損はしない良書。しかし、本気で読み進めないとすぐに振り切られてしまう。話題は多岐に渡り、興味深い。ノートを傍において、計算を一緒にしながら、ゆっくりと楽しむ本だ。2013/03/29

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