感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダンスにホン!ころりん
5
20041001初版発行 140424読了 2005年パタゴニア ネガティヴ・ハンド当時の喧騒が聞こえてくるような迫力で迫ってくる。すごい! 昨夜みた映画LIFE!で、撮影に至るまでの様子を想像しながら眺めてしまった。長い年月にただただ圧倒された。初めて手にした石川さんの本、もっと読みたい。お話を聞いてみたい。2014/04/24
はなこ
1
今度は時空を超えた。こうして何万年前、何千年前のヒトビトと一体化して何を感じているのだろうか。思考と感性のスケールが大き過ぎて私自身が揺さぶられる。2017/05/26
渓流
0
岩絵の写真が見たくて2010/01/06
deerglove
0
グローバルって石川直樹のような人にこそふさわしい言葉ですね。北海道、ノルウェー、フランス、アルジェリア、インド、オーストラリア、ハワイ、サンタフェ、メキシコ、パタゴニアなどそれこそ全地球規模にまたがる岩面彫刻や岩壁画を巡って撮影された写真には、確かに別の次元、新たな次元への磁力があふれている。2013/02/09
すな
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冒険写真家・石川直樹が世界中様々な場所で撮影した壁画/自然/人々の生活の一旦を撮影した写真集。岩に絵として残された壁画に続く動植物の写真、今も昔と変わらない生活を営む人々が連続性を持って写されている。遥か昔に遺されたもの、そこから変わらない景色、少しだけ変わって今も続く景色と場所のみでなく時間的な旅もしているような気分になる。冒険者かつ民俗学的バックボーンを持つ撮影者の理知が写真として提示される。 噴火によるものであろう岩と合一化した家、パタゴニアに遺された無数の手形(ネガティブハンド)は印象に残る。2018/10/08