内容説明
本書は、「お魚殖やす植樹運動」の仕掛人ともいうべき著者が、今日の法制度のもとで物扱いされている魚つきの森を生態系の森としてとらえ直し、流域のすべての森を魚つき林と考えることによって農・林・漁業の再生と連帯を提案する書である。
目次
序章 森はすべて魚つき林
第1章 北の海から―豊かさへの挑戦
第2章 漁民植樹の原点を探る―森を守るために立ち上がった漁師たち
第3章 お魚殖やす植樹運動十三年の軌跡
第4章 魚つき保安林の百年を検証する
第5章 森と川と海、そのハーモニーを求めて
第6章 眠りから覚めたか魚つき林