目次
グリーンファッションの誕生(グリーンファッション・ムーブメント;なぜグリーンファッションなのか;グリーンファッションデザイナーの思考)
グリーンファッションの生産(商品ライフサイクル;繊維;染色・仕上げ加工;製品の生産)
グリーンファッションの販売(小売業;マーケティング)
グリーンファッションの消費(消費・利用;廃棄・リサイクル;ライフサイクルアセスメント事例)
グリーンファッションの今後(ファッション業界の未来;企業と個人の対策)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
25
地球にも人にも優しい服。しかも、ファッショナブルな!今徐々にムーブメントになりつつある再生可能社会へ向ける提言の一つ。テーマは良いんですが、何しろ読みにくい構成で難儀しました(-_-;)いっそエンタメに振ったほうが良いかも。2020/07/30
asobu
0
H&Mが古着を回収してクーポンを出すようになったマッチポンプぶりに白目を剥くか良い傾向だと考えるかは人それぞれですが、どの繊維がどの程度環境に負担を与えているか知って判断できる人は少ない。出版されてから10年近く経過してて、オーガニックコットンの割合は増加し、大麻すら医療用の認可が始まり、ゴミはもっと増えたしコマーシャリズムは更に悪化している。せっかくなので改訂版も出て欲しいですね。2015/08/23
ppp32113697
0
サステイナブルファッションの課題に取り組むにあたってリサーチで使用。入門書としてわかりやすかったが、2000年代のものなので自分で情報をアップデートして解釈しなければならない2021/02/08
Naota_t
0
★3.1 事実の羅列が多く冗長で読みづらい。ファッションとは特殊な産業で、トレンドによって需要予測と在庫管理が難しい。一般的には作った商品の半分はプロパーで売れず、その分が売価に乗る。そういう意味ではかなりサステナブルではない。コットン1キロのために2万リットルの水も必要な一方で、化繊が完全に環境に良いとも言えない。ポストコロナでは人々の服への要求も変化していくだろう。価格も価値も中途半端でサステナブルでない服は廃れ、トレンドに寄りすぎず、丈夫で手入れのしやすい着心地のいい服が消費者の支持を得るだろう。2020/06/23