目次
1 7月6日午前8時30分(神戸高塚高校の悲劇はなぜ起きたのか)
2 次は私が犠牲になるかもしれない
3 動き始めたキッズムーブメント
4 中高生へ、親たちへ、教師へ
事件を考える(学校の門は開かれているべき;遅刻はすべて悪ではない;子どもたちを一個の人間として解放すべき;学校は管理の場ではない;いざというときにマニュアルを捨てることを教える ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有智 麻耶
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教師自身の本では分からなかった事実:警察の到着前、学校側は血を洗い流していた。(明らかな隠滅)「石田さんの分も点数を稼ぎましょう」という弔い。石田さんを殺害した細井元教諭は日頃から生徒に体罰を加えていた。(本人は否定)高塚高校の生徒の中にも、教諭に激しく反発する者がいた。(本人は自分を支持する者の意見のみ取り上げている)などなど。だが、本書が優れているかというとそうではなく、トーキングキッズなんていうDQNの巣窟みたいなところの意見を多く扱っているせいで内容は幼稚。「校則を皆で破ろう!」とか笑うしかない。2013/07/18