内容説明
本書は、国際法の一分野としての戦争法、なかんずく国際人道法の展開とその内容を概説したもので、一九八〇年に出版した『国際人道法』の版を新たにしたものである。
目次
国際人道法の概念
第1編 戦争観念の転換と国際人道法の位置(戦争法から人道法へ;人道法の有効性;人道法の実効性)
第2編 国際武力紛争と人道法(国際武力紛争の範囲―人道法適用の開始と終了;害敵手段・方法の規制;武力紛争犠牲者および財産の保護 ほか)
第3編 非国際武力紛争と人道法(内戦と戦争法・人道法の関係;非国際武力紛争の人道法)
補論 現代武力紛争と人道法の適用
著者等紹介
藤田久一[フジタヒサカズ]
1961年京都大学法学部卒業。現在、神戸大学教授
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