血液型が変わっちゃった!―白血病、下半身麻痺、骨髄移植…死の淵からの生還

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837670285
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

生きようと思うこと。それが何よりもの処方箋になった。悩むのが僕の人生じゃない。乗り越えるのが僕の生き方だ。悩むより生きなはれ!生きている今を楽しみたい。死ぬその瞬間まで生き続けたい!人は死と対峙したときに何を思うのか…。苦悩の末にたどり着いた著者の言葉に静かな感動が広がる一冊。

目次

第1章 大阪の街で(1998年)
第2章 東京で再発。そして入院(2001年)
第3章 本院へ転院。そして骨髄移植(2002年)
第4章 ついに退院。そして今(2002年~2004年)
エピローグ 骨髄バンクの現状と未来
解説 白血病治療について(日野研一郎)
資料

著者等紹介

石原靖之[イシハラヤスユキ]
1967年10月18日、兵庫県姫路市生まれ。87年に雑誌制作会社入社、雑誌の編集・ライター業を開始。98年に別の制作会社を経て独立。一時期、大阪で制作会社を設立するが、98年末に白血病を発病。01年に再発、02年に骨髄移植を受け、血液型がA型からO型になる。03年社会復帰。アウトドア、クルマ、田舎暮らし、ログハウス、カヌー、福祉関係をテーマに執筆のほか、レジャー系ムック・単行本の企画・制作・プロデュースも手掛ける。最近は自ら障害者になり、車いすなどの福祉機器を購入したことにより、車いすや福祉車両の選び方などの記事も執筆している。現在、フリーランスの編集者兼ライターとして活動中

日野研一郎[ヒノケンイチロウ]
鶴川サナトリウム病院院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

屋根裏の散歩者

3
図書館本。白血病になった筆者の5年に及ぶ闘病記。壮絶な闘病を筆者本人が綴り、その補足をするかのように奥様の手記がところどころに挟まれている。患者本人の視点とその家族の視点、両方が記されていて、それぞれがそのときどんな感情だったかなど、とてもわかりやすかった。それと、治療法や使用した薬、骨髄移植にかかった費用など、こと細かく記されていて、それも興味深かった。中でも抗ガン剤でミトキサントロンって薬が凄い色しててとても気持ち悪かった、とあったので、どんな薬か気になって調べてみたら、ホントに気持ち悪かった…www2018/03/09

あぽろ

2
実は骨髄ドナー経験者の私。ふと「提供を受ける側」の様子を知りたくて読んでみた。5年後生存率50%だとか、手術前後に受ける処置の辛さとか、患者サイドの苦しみはやはり想像を絶するものでした。石原さんが強いのはもちろんだけど、奥さんもスゴいなぁ。私なら病んじゃうかも…。「命がけで提供してくれたドナー」だなんて、そんな大層なもんじゃないよ。立派な個室(しかもタダ!)でくつろいで、痛みもほぼ無く、意識のない間に骨髄抜かれただけだもの。貴重な経験させてもらって、こちらこそありがとうと言いたい。石原夫妻に幸あれ!!2018/12/28

mimi

0
ドナー候補者になったのを機会に。2017/01/25

福田

0
関西人でライターということもあり、とても読みやすかった。一気に200ページスラスラ読めてしまった。白血病の闘病のリアルがそこには描かれていて、それは私の想像を遥かに超えるものだった。骨髄バンクにドナー登録する決意をした。2015/10/30

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