目次
第1章 フューチャーセンターとは何か
第2章 フューチャーセンターの思想
第3章 フューチャーセンター・セッションを開く
第4章 開かれた専用空間をつくる
第5章 フューチャーセンターによる変革
森の座談会 フューチャーセンターがもっとよくわかる
著者等紹介
野村恭彦[ノムラタカヒコ]
イノベーション・ファシリテーター。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)主幹研究員。富士ゼロックス株式会社KDIシニアマネジャー。K.I.T.虎ノ門大学院客員教授。フューチャーセンター・アライアンス共同創業者。「知識創造型組織づくり」の専門家として、ワークスタイル変革、知識創造の場の設計、社会イノベーション、フューチャーセンターなどを通して「ダイナミックな知の生態系」をデザインする。慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻後期博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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本木英朗
14
創造的な対話を生み出すメソッドとして、ワークショップやワールドカフェといった手法・形式が用意されている。フューチャーセンターは、そうした手法や形式が理想に沿った形で機能的に動き出すための、演出の場である。ファシリテーターを志す人は、会議の中身が円滑に進行し協調性を生み出す、という短期的な目的を超えて、場の設計と持続的な運営という長期的な目的を果たす役割、「ディレクター」までもある程度こなせることが求められそうだ。「総合的にデザインする」苦しみと楽しみこそが、ファシリテーションをこなす本質であろうから。2017/05/13
naobana2
11
昔はこういうこと日常で当たり前にできていたんだろうか。 事務局力は仕事に必要ですね。ちゃんと働こう。2014/02/22
Kentaro
5
知的資本は、人的資本・構造的資本・関係性資本の三つからなります。未来の人的資本は「人の成長」であり、未来の構造的資本は「ビジネスモデルなどのアイデアの創出」、そして未来の関係性資本は「新しい人と人とのつながり」を生み出します。未来の知的資本を生み出すフューチャーセンターは、人が成長しアイデアが創出され、人のつながりが生まれる場なのです。予測不可能で不確実な未来に対して、私たちは「未来の知的資本」を武器に、未来の不確実性に立ち向かいます。それには人材の魅力、アイデアの豊かさ、そして他国との関係性が必要です。2018/10/18
Yukinori
4
フューチャーセンターの活動や考え方はよいとおもうが、文章が自己啓発本みたいだった。具体的事例を入れて流れが説明されているとより分かりやすいと思うのだが。2014/12/29
イノベーター
4
ファシリテーションの本。2013/10/04