内容説明
本書は、実験計画の立て方や分散分析の手順が面倒で、初心者泣かせと言われる実験計画法の真髄に触れていただくと同時に、あすの実務にもすぐ使える入門書です。
目次
1 商品見本2つ半
2 ランダム化の功徳
3 因子が1つ―実験計画と分散分析
4 因子が2つ、3つ、4つ…―実験計画と分散分析
5 ラテン方格を使う―実験計画と分散分析
6 交互作用と直交表
7 手順トラの巻
著者等紹介
大村平[オオムラヒトシ]
工学博士。1930年秋田県に生まれる。1953年東京工業大学機械工学科卒業。防衛庁空幕技術部長、航空実験団司令、西部航空方面隊司令官、航空幕僚長を歴任。1987年退官。その後、防衛庁技術研究本部技術顧問、お茶の水女子大学非常勤講師、日本電気株式会社顧問、(社)日本航空宇宙工学会顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
放蕩長男
9
私、実験計画法が苦手です。品質管理のお話でも、しょっちゅう取り上げられるのに、苦手です。そもそも、何をやってるのかわからない。なんで、こんな操作をするの?なんで、分散分析なの?組み合わせがどうとか、わからない。そんな自分を過去のものにしてくれた一冊です。わかってしまえば、どうということはありませんでした。やっぱり、読本形式の本は素晴らしいですね。すんなり頭に入ってきます。大村氏に、感謝感謝。2016/08/28
ほっとフクロウ
2
比較実験データから、効果と誤差を区別し、効果の正当性を検定する分散分析をとてもわかりやすく説明している。また、実験の回数を減らすための方法も説明している。全体的に口語体の文章であり、細かい数式は書かれていないが、なぜ分散分析を行うか、その利用方法と注意を平易に説明しているため、とても役に立った。2013/06/27
AS
1
演習の部分は練習するとより、身につく2016/05/02
akagi_paon
1
★★★2013/11/18
Nachi
0
とても分かりやすい分散分析の入門書読み返す用にメモしておく、