ストーリーマッピングをはじめよう―「あらゆる体験(UX)は一本の物語」

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ストーリーマッピングをはじめよう―「あらゆる体験(UX)は一本の物語」

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784802510417
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

プロダクト/サービス開発において最初に取り組むべきは、ストーリー作りです。ストーリー(物語)は、世界とコミュニケーションをとるための最古にして最強のツール。ウェブサイトであれアプリであれ、オーディエンスからエンゲージメントを獲得できるか否かは、そこに優れた物語があるかどうかにかかっています。

本書では、ストーリーを「第一印象づくりのためのコンセプトストーリー」「ユーザーになってもらうためのオリジンストーリー」「価値を体験してもらうためのユーセージストーリー」の3種に分け、それぞれのプロットポイント(物語の転換点)ごとにユーザー体験をマッピングすることで、製品を成功に導くための考え方と手法を、iPhone、Slack、Twitterなど優れたプロダクト/サービスを例に挙げながらやさしく解説します。UXデザイン初学者にまずおすすめしたい入門書です。

本書の使い方
よく寄せられる質問
本書への推薦のことば

イントロダクション

第1章|ストーリーマッピング
 「ドカン」と爆発させる
 ストーリーが大切な理由

第2章|ストーリーの仕組み
 ストーリーには構造がある
 物語のあるプロダクトを作る

第3章|コンセプトストーリー:第一印象づくりのために
 コンセプトストーリーとは何か
 コンセプトストーリーの仕組み
 平坦な展開は避ける
 物語を支える要件を見極める
 コンセプトストーリーをマッピングする
 ケーススタディ:Slack のコンセプトストーリー
 ケーススタディ:FitCounter のコンセプトストーリー

第4章|オリジンストーリー:ユーザーになってもらうために
 オリジンストーリーとは何か
 オリジンストーリーの仕組み
 オリジンストーリーをマッピングする
 ケーススタディ:Slack のオリジンストーリー
 ケーススタディ:FitCounter のオリジンストーリー

第5章|ユーセージストーリー:価値を体験してもらうために
 ユーセージストーリーとは何か
 ユーセージストーリーの仕組み
 ケーススタディ:Twitter のユーセージストーリー
 ユーセージストーリーをマッピングする
 物語のスケールを決める
 ケーススタディ:FitCounter のユーセージストーリー

ドナ・リチョウ[ドナ リチョウ]

内容説明

商品/サービスを成功に導く、優れた物語の作り方をわかりやすく解説した入門書。ストーリーを「語る」だけでなく、ストーリーを「作る」ことで、ターゲットオーディエンスのエンゲージメントを獲得する方法を解説。顧客の状況や、カスタマージャーニーの段階によって異なる3種類のストーリーを、いくつかのプロダクトを例に挙げながら解説し、自分なりのストーリーを戦略的かつ戦術的に発見、改善する方法を探る。

目次

第1章 ストーリーマッピング
第2章 ストーリーの仕組み
第3章 コンセプトストーリー:第一印象づくりのために
第4章 オリジンストーリー:ユーザーになってもらうために
第5章 ユーセージストーリー:価値を体験してもらうために
第6章 ストーリーの発見とマッピング
第7章 ストーリーの活用法
第8章 ストーリーマッピングの大原則

著者等紹介

リチョウ,ドナ[リチョウ,ドナ] [Lichaw,Donna]
ドキュメンタリーの映画監督として、ストーリーテリングとストーリー作成の技術を磨いた後、デジタルプロダクトのストラテジストとしてニューヨークとロンドンで数多くの新興/名門企業のプロジェクトに携わり、ストーリーテリングや顧客エンゲージメント戦略の専門家として、アメリカやカナダ、欧州各地のデザイン/テクノロジー関連の会議で講演を行っている。ノースウェスタン大学でラジオ、映画、テレビの修士号を取得。アナーバーのミシガン大学で映画/映像研究の学士号を取得した

高崎拓哉[タカサキタクヤ]
スポーツ記事やビジネス文書の翻訳とともに、書籍の翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jorge70

5
映画や小説はもちろん、ウェブサイト、ソフトウェア、アプリやサービスなどすべてのプロダクトにはストーリーが必要。ストーリーは顧客に疑似体験させプロダクトを実感する。顧客のストーリー脳に訴えかける仕組みについての解説。2017/07/08

GASHOW

3
考えてみれば人類が文字を記録できるようになったのはつい最近のことだ。それまでは物語をつぶして知識を子孫に残していた。人の脳は物語を求めている。このようなシンプルな答えを導き出す外国人もすごい。日本人の私としては、起承転結がないとつまらないくらいの感覚だ。ストーリーに山場が必要で起承転結が必須なのだが、それをプロダクトやサービスのUXに発展させるところまでは深い思想がないと辿りつかない。そういうとこだと思う。2018/05/29

みぎつた

2
ようやく読んだ。UXとデータは相性いいよねーと思っていたら最後の方で言及されてた。 訳書のため若干読みにくい(冗長)だけど、例はわかりやすくユーザーエクスペリエンスの改善ってこんな感じなのねというのが分かり良かった2020/08/11

MatsuNoHon

2
ストーリーの構造➡1.現状 2.問題 3.プロダクト 4.競争(盛り上げ) 5.価値提案と競争優位(危機、解決) 6.感想(落とし込み) 7.目標到達(エンディング) この流れに沿って、顧客はプロダクトに対して何らかの印象を抱き、価値を見いだす。 コンセプトストーリー→第一印象づくりのため。オリジンストーリー→ユーザーになってもらうため。ユーセージストーリー→価値を体験してもらうため。 ストーリーの主人公はユーザーであること。主体的にイメージを捉えてもらうことで、価値を感じてもらえる。 再読必須だなー。2018/06/10

orange21

2
多分息を吸うようにこういうことは出来たほうがいいんだろう。読んだだけで出来るようにならないよなーという感じ。まぁそういう本じゃないし。2017/11/16

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