宝島社新書
美味しい食事の罠―砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796660594
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0277

内容説明

朝食はパン、昼はイタリアン、夕方は缶コーヒー、夜食に炒め物、夜中にチョコレート…こんな食生活をしていると、知らないうちに胃袋は砂糖と油脂まみれになっています!そして、その結果30代の乳がんの女性、40代メタボ男性が急増!ガン患者の栄養指導日本一の管理栄養士・幕内秀夫が日本人の食生活を根本から立て直すごはん食の見直しを提案。

目次

はじめに(空前の健康ブームの背後で、“食の人体実験”が進行中;「米食は貧しい」「欧米食が理想」という戦後の栄養改善!?指導 ほか)
1章 安い食事ほど、油脂と砂糖でごまかされている!(まず、あなたの食生活をチェック!;油脂は、素材の悪さをごまかす便利な道具 ほか)
2章 油脂と砂糖はなぜ食べ過ぎる?(脳の歴史は飢えの歴史;脂っこさや甘みにウハウハ喜ぶ脳 ほか)
3章 沖縄の男性の死亡率の急変と、中年オトコの食生活(最近の病気の約8割は、砂糖と油脂が原因;長寿大国沖縄に起きた異変、死亡率の変化は何を意味するのか ほか)
4章 やせるためなら死んでもいい女たち(若い女性の発病が意味するものは;ご飯は太るから食べない、その結果口にするのは…? ほか)
5章 食生活はお金も手間もかけずに改善できる!(夕方6時が勝負、ここで食事のサイクルを切り替えよう;まずは、1日2回、ご飯を食べる ほか)

著者等紹介

幕内秀夫[マクウチヒデオ]
1953年茨城県生まれ。東京農業大学栄養学科卒業。管理栄養士。専門学校の講師を務めるが、栄養教育に疑問をもち退職。以後、日本列島を歩いての縦断や横断などを重ね、伝統食と民間食養法の研究をおこなう。現在、フーズ&ヘルス研究所代表。学校給食と子どもの健康を考える会代表。帯津三敬病院、松柏堂(しょうはくどう)医院などにおいて食事相談を担当。小児の食生活講座を主催する。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

10
食事はあくまでも食事であって医療ではない。そのため、食物を変えたからといって即座に健康になるなど基本的にはありえない。また、完全に健康に繋がる食事をするというのは、現実問題として殆ど不可能である。大切なのは完全を目指すのではなく、明らかな誤りを犯さないようにすることである。2015/11/14

Humbaba

2
普通の生活をしていれば,体は健康になれる.しかし,その普通も今の日本においては意識しなければ達成できない.私達の周囲には,様々な誘いが満ち溢れている.それに溺れることなく,例え一時的に負けたとしても,それを習慣にしないことが大切である.2012/11/26

えふこ

1
主食たるものが何か、考えさせられました。ふわふわパンの正体が砂糖と油脂で主食に値しないとは。細かい栄養を気にするよりも根本を見直す必要がある。2007年の本だがとてもいい内容。しかし2018年現在、食の偏りはさらにエスカレートしているので怖い。2018/04/08

brightyellowgreen

1
朝パン控えめーー!2014/04/16

kayon

1
これは、多くの人に、ぜひ読んでほしい本。働いてたときに私が感じてた矛盾を書いてくれている。いまの日本人の食生活がいかにおかしいか、自覚する人が増えたらいいなぁ。2014/02/15

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