内容説明
だいじなきんのまりをいけにおとしてしまったおひめさま。かえるがいうには、「おれとなかよしになって、ごはんもいっしょにたべるし、ベッドもいっしょにねむる。それさえやくそくしてくれりゃ、すぐにもまりをとってきてやるよ」。
著者等紹介
矢川澄子[ヤガワスミコ]
東京都生まれ。著書に「ことばの国のアリス」「アリス閑吟抄」(現代思潮社)、「架空の庭」(大和書房)、「わたしのメルヘン散歩」「おにいちゃん」(筑摩書房)等多数
梶山俊夫[カジヤマトシオ]
1935年東京都生まれ。1962年シェル美術賞受賞
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感想・レビュー
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gtn
15
王様の良心が際立つ。一方、姫は我儘なだけの女性なのだが、それがなぜハッピーエンドに至るのかが解せない。2023/07/15
あおい
11
池に落としたまりをとってもらうかわりに蛙と友達になる約束をした姫。でも姫は約束を守るつもりはなく…絵があまり好みではなかった。 2021/03/06
文吾
7
★★★/図書館本、児童書、グリム童話。まりを池に落としたお姫様が蛙に取ってきてもらうお話。条件を出され、それを了承するも約束を守らない姫には良い印象はなく、蛙も「一緒のベッドで寝たい」などとほざくのはこのエロ蛙めとしか。構成は簡潔なのを目指したようで説明はほぼなく、絵で見て感じろってことかなと。2019/04/27
ume 改め saryo
7
純洋風のグリムを 純和風なタッチで仕上げた大作(笑)(*^0^*) えっ!?と驚く場面もあり、楽しめました(^0^)/2013/07/14
遠い日
5
ごくあっさりとした再話に、少々物足りない思い。必要最小限の描写で、物語は骨組みだけのよう。失礼ながら、梶山俊夫さんの絵がふさわしいとは思えない。2017/04/10