内容説明
実行計画を読み解きボトルネックを解消する。大量のデータを自在に処理するノウハウ。
目次
第1章 DBMSのアーキテクチャ―この世にただ飯はあるか
第2章 SQLの基礎―母国語を話すがごとく
第3章 SQLにおける条件分岐―文から式へ
第4章 集約とカット―集合の世界
第5章 ループ―手続き型の呪縛
第6章 結合―結合を制する者はSQLを制す
第7章 サブクエリ―困難は分割するべきか
第8章 SQLにおける順序―甦る手続き型
第9章 更新とデータモデル―盲目のスーパーソルジャー
第10章 インデックスを使いこなす―秀才の弱点
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
reduce
3
ビッグデータのビッグウェーブのせいでパフォーマンスの問題解決を時の流れに任せられない。2016/07/21
momotaro98
2
エンジニア歴4年ですが学びが多かったです。とにかくCASE式とウィンドウ関数。これを使いこなせれば立派な玄人SQLerだとわかりました。2020/11/25
commojun
2
良書だった!自分がいかにSQLを体系的に学ばずに来ていたかを思い知らされた。特にウインドウ関数を知らなかったのは大きかった。できることが今後増えそう2018/09/01
だんだん
2
第1章の、RDBは非手続き型であり、検索手順の隠蔽化を志向しつつも、完全なパフォーマンスチューニングをRDBが達成できておらず、実装者にて実行計画を読み解きSQL文の改善を行うことでチューニングする必要がある、というくだりが、非常に印象的であった。こういうことを知っていると、チューニングするにも前向きに取り組める。SQLに対する苦手意識みたいなのが多少なりとも減殺した気がする。2016/02/27
yoshi1987
2
この人の本は本当に参考になる。 ただSQLを書けるだけじゃなく、開発にとって必要な技能がわかる。2015/07/08