宇宙エレベーターの本―実現したら未来はこうなる

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757223202
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0044

出版社内容情報

ロケットなしでも宇宙に行ける!? 軌道衛星と地球をつなげる「宇宙エレベーター」の魅力とその未来をたっぷり紹介!

2050年、僕たちはエレベーターに乗って宇宙に行けるようになるかもしれない。――地上と宇宙をつないで、人や物が行き来できるようになる夢のエレベーター。その全貌とディテール、識者(田原総一朗、堀江貴文、富野由悠季、山崎直子)のことば、未来へのプランを詰め込んだ、宇宙に憧れるすべての人たちに捧げる一冊。

内容説明

2050年、僕たちはエレベーターに乗って宇宙に行けるようになるかもしれない。地上と宇宙をつないで、人や物が行き来できるようになる夢のエレベーター。その全貌とディテール、識者のことば、未来へのプランを詰め込んだ一冊。

目次

第1章 宇宙エレベーターって何?(科学知識ゼロでもわかる!宇宙エレベーターのカンタン基本解説)
第2章 宇宙エレベーターについて著名人に聞く(田原総一朗氏に聞く「宇宙エレベーターの実現には何が必要ですか?」;宇宙エレベーター協会・大野修一会長が堀江貴文氏に聞く「堀江さんはロケット派で、宇宙エレベーターはお嫌いですか?」 ほか)
第3章 宇宙エレベーター実現後の世界をシミュレーションする(シミュレーション小説「2050年、宇宙エレベーター2ヶ月ツアー」;宇宙エレベーターが実現したら、どんな娯楽が生まれるか ほか)
第4章 宇宙エレベーター実現のために頑張ってます!(「宇宙エレベーター技術競技会」から「宇宙エレベーターチャレンジへ」~5年間の歩み;私はどんな思いで「宇宙エレベーターチャレンジ」に参加しているか)
第5章 もっと詳しく知りたい!宇宙エレベーターQ&A集(ロケットと比べると、宇宙エレベーターにはどんな利点があるのでしょうか?;ロケットと比べるとコスト面はどうでしょう? ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミヤ【復帰】

28
図書館本読了。実現までのハードルはまだまだ高いなという印象です。設置場所からカーボンナノチューブの研究開発などがあり、ここに一番厄介な各国の思惑が絡み出すと進展は遅々として進まないと思います。テロの標的になる可能性も高く、また放射線科の危険も未知数と課題が山積してるようです。もしかしたら、空想や夢の乗り物のままにしておく方が浪漫があっていいのかもしれません。2015/02/06

あび

8
宇宙の話にはロマンが詰まっている。宇宙エレベーターはまだまだ完成する事はなく、いつになるかは分からない。だが、話を聞くだけで胸が踊る。2015/12/22

那由田 忠

7
 赤道上にアースポートを置き、36千km上空の静止軌道上で無重力の場から、上下方向に十万kmのロープを降ろしていくと、エレベーターのように地上から宇宙へ昇れるのだ。この奇妙奇天烈なアイディアは百年前からあって、実現可能なのか不明であるものの、大林組が2050年に実現可能と構想を発表し費用は10兆円。ロープ上を行き来するクライマーは時速200km台で一週間ほどで静止軌道駅に着ける。57千kmには火星へ向けてロケットを放てるステーションがつくれるという途方もない話だ。2015/04/11

ひびキング

7
お勧めですww マスドライバーと軌道エレベーターって昔からSFの小道具としては有名ですよね。宇宙に滞在経験のある山崎直子さんのインタビューも非常に興味深い。しかし、ここにはピアピア動画やオービタルクラウドを読んだ時に感じた、「俺らの子どもたちは宇宙に行くかもよっ!」という気持ちを更に高めるものがあります。ガンダムOOの軌道エレベーターを巡る抗争も今から予想付くしね。この本は夏休みの大人の自由研究の題材にピッタリだった。「僕は大きくなったら宇宙エレベーターて宇宙に行きます!」と小学生の頃に読んだら言ったねw2014/08/19

塩崎ツトム

4
技術的・専門的なことはともかく、現在の宇宙エレベータ研究の最前線にいる、宇宙エレベータに懐疑的な人(堀江貴文氏など)や、実際にミニエレベータを作成する技術コンテストの参加者など、将来のブレークスルーに備えて手を動かす人々の動向にも触れる良書。それと、中で触れられる「成層圏プラットフォーム」についてもっと知りたいのだけど、こちらに触れた本はもっとないのかしら。2014/08/21

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