日本庭園の歴史と文化

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  • サイズ A5判/ページ数 182p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642016513
  • NDC分類 629.21
  • Cコード C3021

出版社内容情報

古代の庭園遺構から仏教思想に基づく寺院庭園、貴族の理想の庭園、宣教師が見た戦国京都の庭園、屏風に描かれた江戸の庭園、そして造営記録が残る近代の庭園まで。多様な視点からの庭園研究の成果を、豊富なカラー図版とともに紹介する。様々な時代背景や造園意図のもと、豊かな日本の風土の中で育まれた庭園の歴史と文化を鮮やかに解き明かす。

内容説明

古代の庭園遺構から寺院・貴族・大名らの庭園、そして近代庭園まで。庭園研究の多彩な成果をカラー図版とともに紹介。様々な時代背景や造園意図のもと、豊かな風土の中で育まれた日本庭園の歴史と文化を解き明かす。

目次

第1章 飛鳥・奈良時代の庭園遺構と東院庭園
第2章 平安時代初期における離宮の庭園―神泉苑と嵯峨院をめぐって
第3章 臨池伽藍の系譜と浄土庭園
第4章 『春日権現験記絵』に描かれた藤原俊盛邸の庭園
第5章 永禄八年の京都の庭園の形態と機能―フロイス『日本史』の記述から
第6章 醍醐三宝院の作庭―『義演准后日記』の記述から
第7章 『江戸図屏風』に描かれた寛永期の江戸の庭園
第8章 平安神宮神苑築造記録から読む小川治兵衛と近代京都造園事情

著者等紹介

小野健吉[オノケンキチ]
1955年、和歌山県に生まれる。1978年、京都大学農学部林学科卒業。現在、独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所副所長、京都大学大学院人間・環境学研究科客員教授。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

115
かなり昔からの庭園の歴史をそれぞれかなりの資料や写真などを使って説明してくれています。ここに掲載されている庭園はどれも見たことがないのですが、昔の絵図や現在の写真での対比など近くにあるところは尋ねてみたくなりました。このような庭園に絞って歴史を眺めている本は珍しいと思いまた。2016/05/02

壱萬弐仟縁

32
カラー写真が嬉しい。玉稿8本をまとめた1冊(ⅲ頁)。外国人観光客向けに、英訳などが出ると素晴らしいと思う。日本庭園の曲池・州浜・景石デザインは、7C末の唐長安城・洛陽城の庭園デザインをもとに、平城京遷都と時を同じくして導入(17頁)。本邦初の臨池伽藍の事例は阿弥陀浄土院。761年光明皇太后の一周忌斉会のために造営(48頁)。源信『往生要集』の根幹は、厭離穢土、欣求浄土(54頁)。観想念仏を称名念仏より優位にし、平生の念仏とともに臨終の念仏を強調(55頁)。2016/03/09

にがうり

13
図書館本。庭園史の研究者である著者の論文八編を収録。興味のあるフロイスと江戸の庭園の二編を読んであとは斜め読み。庭園史の研究材料でもある屏風絵の写真が小さいながらきれいで見とれた。つい最近ツイッターでたまたま知ってフォローした藤原印刷さん。いい仕事してます。2019/08/30

はるわか

7
平城京東院庭園後期。神泉苑と嵯峨院・大沢池(平安初期、離宮)。平等院と浄瑠璃寺(平安中後期、臨池伽藍、浄土庭園)。醍醐寺三宝院(秀吉、義演の作庭)。小石川・水戸中納言下屋敷、東大三四郎池・加賀肥後守下屋敷、三溪園聴秋閣(江戸の庭園)2015/11/09

nranjen

6
図書館本。日本庭園ってなんだろう?素朴な疑問から手に取った本。別個の8つの論文からなる本で、様々な題材や多様な切り口から述べられているものの、飛鳥奈良、平安、鎌倉、江戸など、それぞれの時代の特徴をなす庭園の分析が行われており、日本庭園のなんたるかが俯瞰されているようだ。興味深かったのはやはり江戸。それぞれ現存しているものも、遺構や文書(絵画)のみのものもあるが、これだけの長き間に渡って愛されてきた庭園という文化は大変貴重なものだと思った。2022/03/21

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