なずず このっぺ?

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  • サイズ B4判/ページ数 48p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784577045855
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

ひとつの花の芽を巡る昆虫たちの日常を、誰も聞いたこと、読んだことのない不思議なオリジナル言語「昆虫語」で綴ります。

内容説明

「なずず このっぺ?」といちばんベーシックな昆虫語の問いかけからストーリーは始まります。虫たちのおしゃべり昆虫語のえほん。2017年コルデコット賞オナーブック。

著者等紹介

エリス,カーソン[エリス,カーソン] [Ellis,Carson]
1975年、カナダのブリティッシュコロンビア州に生まれ、アメリカのニューヨーク州に育つ。モンタナ州の大学で絵画を学び、卒業後、バーテンダーのアルバイトをしながらロックバンドのポスターやCDカバーのためのイラストを手がけ、注目される。児童文学作品の挿絵を多く担当。初めての創作絵本『わたしのいえ』(偕成社)が世界で広く読まれる。現在、オレゴン州の農場でふたりの息子と夫と暮らしている。『なずず このっぺ?』の原作「Du Iz Tak?」は2017年にコルデコット賞オナーブックに選ばれた

ビナード,アーサー[ビナード,アーサー] [Binard,Arthur]
1967年、アメリカのミシガン州に生まれる。ニューヨーク州の大学で英米文学を学び、卒業と同時に日本へわたり、日本語での詩作と翻訳を始める。第一詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、『さがしています』(童心社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。絵本の和訳を多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳音

102
この絵本を課題図書に選んだ方に敬意を表したい。人間にはわからない昆虫語で会話される絵本。読み聞かせしたら、はまる、はまる。おかわりもされましたよ。読み聞かせしていくと、次々と子ども達が各々絵の中から発見していく。絵だけ、わからない言葉と絵がどれだけ子どものイマジネーションをたかめるか。だんだん作者の意図に子ども達から近づいていくようだ。読み聞かせや音読をぜひして頂きたい。最初は昆虫や絵に抵抗感があった子どももひきこまれ、自ら手にとる子が多い本。2018/07/30

♪みどりpiyopiyo♪

102
「なずず このっぺ?」「わっぱど がららん。」 ■小さな虫たちが何かを見つけて「なずず このっぺ?」 昆虫さん達のお喋りで進む楽しい絵本を読みました♪ ほのぼのにっこり、ちょっとドキドキ。そしてにっこりエンドレス♡ ■作者のカーソン・エリスさんはカナダ生まれのアメリカ育ち。ロックバンドのポスターやCDカバーのイラスト、児童文学作品の挿絵も多く担当。訳はアーサー・ビナードさん。■分からないけど 何となく分かる♪ 昆虫語の学習にも役立つ絵本です ( ' ᵕ ' ) (2017年コルデコット賞オナーブック)2018/01/22

mocha

96
昆虫語で語られる絵本。まさか虫語を解する日が来ようとは!絵がとてもファンタジックで綺麗。夢の中でもいいから仲間に入っておしゃべりしてみたい。低学年の感想文課題図書。感想画の方が広がりそうなんだけど。2018/06/16

とろこ

74
独特な絵から、季節の推移と、昆虫たちの生活が分かる。そして、リズム感のある昆虫語。訳者が日本人向けに訳してくれたのか、語感と絵の雰囲気から、なんとなく意味が分かった。昆虫も、こんな風に、物事に興味を持ち、喜び、悲しみながら生活していたら…。想像が膨らむ絵本。2018/08/02

ゆのん

67
昆虫語で書かれている絵本。虫は全般苦手だが、この本は絵も素敵で、昆虫語を声に出して読むとかなり楽しい。どんな場面なのか想像力が掻き立てられる。2018/12/26

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