内容説明
数学はどのように勉強すればよいのか?難関校に受かる理系脳の育て方。公立校出身で専門塾へも通わず東大理3に現役合格したすごい勉強法。
目次
第1章 受験数学に才能は関係ない(数学を勉強するコツとは;きれいなノートを作ることを目的にしてはいけない ほか)
第2章 大学受験期の高校時代に何をすべきだろう(地元の都立で過ごした3年間;孤独な受験勉強 ほか)
第3章 最後の秘境なのか東大医学部(東大入試の思い出;東大推薦入試の仕組み ほか)
第4章 算数力を伸ばすのは早いうちがいい(小学館ドラえもん教室―3歳から年少まで;そろばんとの出会い―年長から、その後計算で苦労しないで済むことに ほか)
著者等紹介
葛西祐美[カサイユミ]
1994年、東京都出身。専門塾へ通わず都立高校より東京大学理科3類に現役合格、現在は東大医学部医学科に在籍。高校時代に、数学の偏差値「99」という驚異の数字を記録した。2012年に中国で開催された女性限定の「中国女子数学オリンピック」で、日本人として初の優勝、翌年も優勝し連覇を成しとげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Keystone
7
著者が数学が好きでたまらないのが伝わってきます。本当は医師ではなく、数学の道に進みたい気持ちもあったのだろうなと思いました。数学オリンピックの話などは、若き天才達の集まりがキラキラしていて眩しいです。2017/12/10
たか
6
頭脳王などクイズ番組でおなじみの葛西祐美の著書です。2017/12/03
マネクエ(年間読書365冊)
4
★★★★★ 頭脳王やさんまの東大方程式で有名な葛西さんの最初の書籍。キッカケは頭脳王で共演した京大首席の粂原さんだそうです。本を3ヶ月で書き上げたのは凄いです!飛び抜けた天才性は若い頃から発揮されていたようで中学3年で東大理ⅠがA判定。理ⅢがB判定。高校1年で理ⅢがA判定という成績!!因みに実際の試験結果は、理Ⅲのボーダーラインを70点ほど超えていて1教科を白紙(0点)でも理Ⅲに受かってしまうトップ中のトップ成績です(汗)頭脳王のファンで葛西さんのファンなのでバイアスが掛かっていますが非常に面白い本でした2017/11/10
Topo Gigio
0
王道パターンで東大医学部に合格した人とは異なる人生を歩んできていると感じた。それと同時に、本当に飛び抜けた存在になるためには、本人の継続する力と、探求心が非常に重要なのだと思う。2020/05/05