出版社内容情報
原著はオランダの施設園芸生産者向けの技術書。多収に欠かせない環境制御の根拠となる植物生理を解説。果菜・花卉農家待望の書。
第1章 植物の機能
細胞/DNA/光合成/CAM植物/パプリカのシンクとソース/光合成産物の分配/呼吸/植物ホルモン/蒸散/気孔/糖輸送/生物体内時計/最適葉面積/潜在的な収量/品質管理/種子生理/繁殖/台木/根/分枝/開花生理/単為結果/移動と接触の効果
第2章 植物の環境反応
光/光質/光進入/温度/積算温度/コンパクトな鉢花/温度感受性/二酸化炭素/根圏環境/次世代生産/省エネルギー/蒸散の抑制/オランダにおける秋の生産低下
第3章 養分の役割
EC/健全な根/窒素/リン/カリウム/カルシウム/カルシウムの分配/マグネシウム/硫黄/ケイ素/鉄
第4章 植物の防御と生産物の品質
ウイルス/糸状菌/SOSの香り/収穫後の品質
エペ・フゥーヴェリンク他[エペ フゥーヴェリンクホカ]
中野明正[ナカノアキマサ]
内容説明
「施設栽培」と「植物生理」をつないだ初の解説書。現場の課題に応える栽培技術と、それを裏付ける生理・生態などの基礎科学。病害虫管理、生産物の品質も含めて、栽培に必要な広い分野について記述。科学者が内容を正確に伝え、ジャーナリストが読みやすく解説。
目次
第1章 植物の機能(細胞;DNA ほか)
第2章 植物の環境反応(光;光質 ほか)
第3章 養分の役割(EC;健全な根 ほか)
第4章 植物の防御と生産物の品質(ウイルス;糸状菌 ほか)
著者等紹介
フゥーヴェリンク,エペ[フゥーヴェリンク,エペ] [Heuvelink,Ep]
博士。ワーゲニンゲン大学の園芸生産生理学部のハウス作物に関する生理学およびモデリングの准教授である
キールケルス,タイス[キールケルス,タイス] [Kierkels,Tijs]
フリーのジャーナリストであり、コピーライターでもあり、著書もある。農業関係の出版社に勤務し、農業関係の組織内でのジャーナリストとして活躍し、園芸学、植物生理学、農業経済、地域開発、自然を専門としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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