出版社内容情報
緑茶、紅茶、ウーロン茶…いろいろあるけど、どれも茶の葉からつくる。育てた新芽を摘んで、自分でたてたお茶を味わおう。ミニ茶園やプランターでの栽培、手もみ茶や番茶のつくり方から美味しい入れ方を楽しく紹介
目次
緑茶、紅茶、ウーロン茶は、いったいどうちがう?
ヒト、お茶と出会う
人間より長生きのチャの木
これが、茶園だ!
お茶のいろいろ
栽培ごよみ
さぁ、茶園をつくろう!
チャの木の手入れをしよう!
病害虫や気象災害のいろいろ
プランターや鉢でタネから育ててみよう〔ほか〕
著者等紹介
ふちのうえひろこ[フチノウエヒロコ]
1930年、東京府生まれ。50年共立女子専門学校生活科卒業。同年共立女子大学勤務。51年から埼玉県農業試験場茶業支場、埼玉県茶業研究所にて茶樹の生理学的研究および栽培試験等に従事。71年埼玉県茶業試験場に勤務、主任研究員を経て、91年に定年退職(専門調査員)。農学博士
いいのかずよし[イイノカズヨシ]
1947年、埼玉県秩父生まれ。長沢セツ・モードセミナーで、イラストレーションを学ぶ。『小さな山神スズナ姫』(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう その1』(福音館)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
10
図書館本。きれいに製園された茶畑も好きだが、もこもこの雲形の山茶の畑も好きだ。なんでこんな所に?みたいな茶の垣根も、ジャングルみたいになった放棄茶園も好きだ。葉っぱさえあれば、いざとなったらホットプレートでもフライパンでも自分のお茶が作れるよ!と少し安心してしまう。茶の実を拾ったり、肥料を山の上の畑に運んだり、茶のあごの間でかくれんぼしたり…。いろいろ思い出しながら楽しく読んで、ちょっと切ない絵本。(だって、抹茶とペットボトルのお茶ばかり増えて、真ん中部分の急須で淹れる普段のお茶が減っている時代だもの)2015/07/14
佐治駿河
4
業務に関する本でしたので読みましたが、絵本となっていますが、内容はかなり本格的です。お茶や農業に関わる仕事を始めようとする人には、入門書としては良本となるのではないでしょうか?2024/01/17
元気伊勢子
4
緑茶が飲みたくなってくる本。紅茶も抹茶も同じ茶の葉っぱからできているということをようやく理解できた。絵も味があって好き。2020/10/19
訪問者
3
幼い頃、一度だけ茶摘みをした覚えがあるのだが、いつどこでだったのかは全く記憶にない。2022/08/14
しまの(倉敷)
0
レポート用に借りたので、ついでに一読。絵本と銘打っていながらも、なかなか本格的な内容だった。2013/08/03