出版社内容情報
書名
内容説明
豪放磊落な野武士が無双の強さを発揮した西鉄ライオンズ。その大黒柱として「鉄腕伝説」をつくった男の、とびきり奔放で痛快な自分史。
目次
第1章 漁師のせがれ
第2章 鉄腕誕生
第3章 神様、仏様、稲尾様
第4章 神様の挫折
第5章 球界の住人、球界から出て球界に戻る
稲尾和久の軌跡
稲尾和久全成績
現役時代の日本シリーズ全成績
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hisaos
1
日経新聞記事の「私の履歴書」が元になっているようで、一章一章が短くテンポ良く読める。 西鉄入団以前から始まり、「野武士軍団」最盛期、「黒い霧事件」のこと、指導者時代、マスターズリーグまで、一気に時代を駆け抜ける。 自慢をするでもなく、説教臭くなることもなく、事実を淡々と字面に落としている印象。その結果として字面に踊る「日本記録シーズン42勝」をはじめとした数字に当時の登板ペースの凄まじさを思う。2016/09/18
万次郎
1
日経の「私の履歴書」に掲載された物らしい。稲尾が投げているのを見た事はなく、私にとっては、ほぼ伝説の投手であるが、十分面白い。/入団当初は期待されていなかった事、黒い霧事件に関する記述が興味深かった。2012/12/31
0422
0
とてもいい。 面白い自伝。2013/09/03