LNG・LH2のタンクシステム―物理モデルとCFDによる熱流動解析

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LNG・LH2のタンクシステム―物理モデルとCFDによる熱流動解析

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  • サイズ B5判/ページ数 375p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784425715619
  • NDC分類 575.46
  • Cコード C3056

内容説明

LNGは地球環境に優しい主要なエネルギー資源であり、その重要度は増すばかりである。SOx排出削減に有利なLNG燃料船も出現しており、小型LNGタンクの取り扱い技術が求められている。一方、水素はクリーンさ、発電効率の高さ、用途の広さなどから、これからのエネルギー源として開発がなされている。しかしLNGよりも低温であり、液体水素LH2の大量輸送には更に高度な技術が必要とされる。本書はこうした現況を背景に、タンクシステムならびに超低温液化ガスを流体として捉えた際の具体的な技術課題を、CFDの手法を中心に実務上の参考となるような多くの図や数式を駆使して、タンク型式ごとに詳しく、かつ、わかりやすく解説する。造船・運航をはじめLNG・LH2に携わる関係者ならびに研究者にとって、欠かせない一冊。

目次

緒論
LNGタンクシステムの構造
LNG・LH2タンクシステムの伝熱、熱流動、熱物性に関する基礎式
船体およびタンク形状に適合させた熱流動の数値計算
満載・自然蒸発時のタンク内でのLNG・LH2の挙動
部分積載・自然蒸発時のタンク内でのLNG、LH2の挙動
満載時のLNG・LH2の自然蒸発率Boil off rateの計算
部分積載時のLNGのBOR計算
LNGタンク周囲区画の温度分布と熱流動解析
多成分混合体としてのLNGの挙動解析
蓄圧時の圧力変化と蒸発現象:満載・部分積載時
ロールオーバー現象を紙上再現する
負圧時の強制蒸発と過冷却液
LNGタンクの断熱設計とBOR最小化
BOV冷熱回収と外部冷却機によるBOR制御と部分再液化
LH2タンクシステムの概念設計

著者等紹介

古林義弘[コバヤシヨシヒロ]
1965九州大学工学部造船学科卒業。三菱重工業(株)入社、長崎造船所。一般商船設計、LNG船、LH2船の研究開発設計。1987工学博士(九州大学)。1990熊本工業大学(現:崇城大学)。工学部構造工学科講師。1993同宇宙システム工学科教授。CO2深海貯留、LH2システム、メタンハイドレイト、宇宙往還機空力加熱の研究。西部造船会技術研究会機能システム部会長。2004退職、コモテクノ創立。エネルギー関連機器、水素エネルギーの研究開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。