航海の歴史―探検・海戦・貿易の四千年史

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  • サイズ B5判/ページ数 400p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784422202372
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0022

出版社内容情報

200点以上の資料をフルカラーで収録した、アカデミックかつ読みやすい一書。人類の航海の歴史を多彩な切り口でひもとく。

カラー図版・写真が満載の《書斎の世界史》―物語を読むように、海洋史の知識と教養が深まっていく“新感覚の歴史書”。数々の名著・ドキュメンタリー番組を手掛けた海洋史家ブライアン・レイヴァリが、古代から現在に至るまでの人類の航海の歴史を多彩な切り口でひもときます。地図・写真・図版など200点以上のビジュアル資料をフルカラーで収録した、アカデミックでありながら読みやすい物語(ヒストリー)です。

【著者紹介】
ロンドンのグリニッチにある国立海事博物館名誉学芸員。『船の歴史文化図鑑』(悠書館)など、航海史や船舶に関する書物をこれまでに30冊以上著している海洋史家。「Time Team」(チャンネル4の考古学番組)や「Timewatch」(BBC制作の歴史ドキュメンタリー番組)等のテレビ番組に出演、BBCの「Empire of the Seas(海の帝国)」を含め、数多くのドキュメンタリー番組の監修者を務めた。また、熟練したヨット操縦士であり、伝統的な船の操舵にも長けている。

内容説明

ロマンの海原に漕ぎ出す探検家、自由を謳歌するかのような海賊、瞬時に巨万の富をもたらす交易、各国史を彩る数々の名海戦…。カラー図版・写真が満載の“書斎の世界史”。

目次

最初の航海者たち―1450年まで
探検の時代―1450‐1600年
帝国の時代―1600‐1815年
蒸気船と移民―1815‐1914年
海戦―1914‐1945年
地球の海―1945年以降

著者等紹介

レイヴァリ,ブライアン[レイヴァリ,ブライアン] [Lavery,Brian]
ロンドンのグリニッチにある国立海事博物館名誉学芸員。『船の歴史文化図鑑』(悠書館)など、航海史や船舶に関する書物をこれまでに30冊以上著している海洋史家。考古学番組や歴史ドキュメンタリー番組等のテレビ番組に出演、数多くのドキュメンタリー番組の監修者を務めた。また、熟練したヨット操縦士であり、伝統的な船の操舵にも長けている

千葉喜久枝[チバキクエ]
1969年東京生まれ。東京都立大学卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

51
原題は『海洋の征服者』であり、ポリネシアの双胴くり船から現代ソマリアの海賊まで、歴史上の主要な航海、海戦、船の技術革新などを、1テーマ8ページにまとめたもの。模型を含めた写真や図、それに海域ごとの地図がちりばめられており、トピカルな文体もあって、さらっと眺めたり読んだりするのには良い。図書館などに置いてちょっとした知識を得たりするのにいい本かな。どちらかというと古い時代より近現代に詳しい印象で、クストーに焦点を当てていたりキューバ危機のソ連潜水艦やフォークランド紛争が取り上げられているのが目を引いた。2021/05/01

Koning

29
グリニッジのマリタイムミュージアムの名誉学芸員の方の著作で古くは太平洋の島々に広がったポリネシア人の大航海から始まって地中海の初期の帆走船であるとかからヴィーキングに鄭和の大航海なんてものまで入れつつ、無敵艦隊とウェールズのキャプテンモルガンによるカリブの海賊あたりの話、大航海からティークリッパー、タイタニックから現代の貨物船そしてアメリカスカップなんかまでざざざーっと総まとめ!という感じで、気分はグリニッジのマリタイムミュージアムを順繰りに眺める感じに近いというか、それのダイジェスト版って感じ(続2015/02/14

イノ

7
ジャレド・ダイアモンド氏のグリーンランドに滅びてしまったバイキングの歴史の記述に興味を惹かれ、もう少し詳しく知りたくて読みました。確かにコロンブス以前の新大陸へのチャレンジの記述は興味深いけど、ヨーロッパの視点から航海士の記述を読めるのが良い。約も解り易く、新たな知識が嬉しい。2015/02/06

naoto

2
厚い本だけど、堪能できた。これでも、さらりと4000年の歴史をなめたに過ぎないと思うけど。図表も多く、特に船をいくつも紹介してるページがよかったな。個人的にはやっぱり、帆船がカッコよくて好きだな。2015/06/13

オチョモコ

1
このような本はただ棚の中の飾りのようなもので、読み物などでは決してない。それにしても酷い機械翻訳だ。ある一定の文献にはなるかもしれないが、その内容は眺めて満足する他ない。それでもよく分かったのは、中世の航海のロマンとは現代における宇宙旅行を凌ぐものである。まるであの時代にこれからの未来に起こり得るかもしれぬスターウォーズさながらなのだ。確かにルークスカイウォーカーやハンソロやダースベイダーがあの時代に実際に暗躍していたのだ。2020/07/27

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