内容説明
昭和21年、台湾省民と博徒が激突した“渋谷事件”で総勢130人もの博徒を従えて総指揮官を務めた高橋岩太郎。仁義を通すためなら、いかなる危険をも顧みない少年だった彼は、生涯慕い続ける親分・大山仙太郎と出会い、やがて落合一家六代目を襲名していく…。博徒の本道“誠”を貫き通した男の苛烈な生涯を鮮烈に描く希代のヤクザ一代記。
目次
襲撃
博徒修業
男の決断
教育召集
渋谷事件
戦闘態勢
乱戦
策謀
邂逅
継承
青年安藤昇
伝説の男
花形敬殺さる
安藤組解散
隻眼の兄弟分
東奔西走
懲役太郎
生涯現役
著者等紹介
山平重樹[ヤマダイラシゲキ]
1953年山形県生まれ。法政大学卒業後フリーライターとして活躍。「ヤクザに学ぶ」シリーズがベストセラーになる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。