内容説明
最終巻では、手作り絵本の楽しさやその可能性を、多分野の執筆者により1冊にまとめた。教育関係者、学芸員、公共施設職員、手作り絵本作家、臨床発達心理士など、それぞれの立場から見えてくる手作り絵本の魅力や実践例について真摯に紹介している。
目次
第1章 教育活動のなかの手作り絵本(保育・教育活動における絵本作り;小学校での手作り絵本の実践;100年後のわたしへ贈る わたしの物語;大学教育プログラムの中の手作り絵本;食育と手作り絵本)
第2章 手作り絵本で広がる交流の世界(自然と科学と絵本による地域交流;手作り絵本の展覧会―公募展、コンクール、グループ展、個展;美術館における絵本ワークショップ;絵本出版社や絵本専門店の手作り絵本交流)
第3章 あらゆる人のための手作り絵本(バリアフリー手作り絵本;医療現場と手作り絵本―病児の不安を解消する絵本形式の手作り「入院パンフレット」)
第4章 さまざまなかたちの手作り絵本(頭の中での絵本作り―あったらいいな、こんな絵本;布を用いた手作り絵本;身近なデジタルで気軽に手作り絵本;しかけ手作り絵本のつくりかた;絵がうまくなくても作れる絵本;手作り絵本の楽しみ)
第5章 魅惑の手作り絵本
著者等紹介
和田直人[ワダナオト]
1962年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。山形大学教授を経て、日本女子大学教授。絵本学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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