金足農業、燃ゆ

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金足農業、燃ゆ

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163910581
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

一昨年夏の甲子園を沸かせた秋田金足農業高校の当事者に徹底取材したドキュメント。空中分解したチームはどう立ち直り躍進したか。

内容説明

2018年夏の甲子園。エース吉田輝星を擁して準優勝、一大フィーバーを巻き起こした秋田代表・金足農業は、何から何まで「ありえないチーム」だった。きかねぇ(気性が荒い)ナインの素顔を生き生きと描き出す、傑作ノンフィクション。

目次

衝撃―2018年8月8日 1回戦 vs.鹿児島実業 ○5‐1
吉田輝星
焼肉―2018年8月14日 2回戦 vs.大垣日大 ○6‐3
伝説のコーチ
神風―2018年8月17日 3回戦 vs.横浜 ○5‐4
不器用な監督
熱狂―2018年8月18日 準々決勝 vs.近江 ○3‐2
バカになる
我慢―2018年8月20日 準決勝 vs.日大三 ○2‐1
小さな吉田たち
大敗―2018年8月21日 決勝vs.大阪桐蔭●2‐13

著者等紹介

中村計[ナカムラケイ]
1973年、千葉県船橋市生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。ノンフィクションライター。某スポーツ紙をわずか7カ月で退職し、独立。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社)で第18回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社)で第39回講談社ノンフィクション賞を受賞。また同書は、18年度「本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン」第1位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

60
まさか読後、涙ぐむとは・・・。親目線なのか、コーチ・監督目線なのか、まさかの選手目線なのか。記憶にも新しい2018年夏の甲子園。旋風を巻き起こした金足農業のドキュメンタリーは、甲子園での戦いの合間に、吉田輝星らが入学した時からのエピソードが挿入される。昭和のスポ根モノみたいな練習に驚き、監督に歯向かい、エラーした選手を怒鳴り付けるワガママ吉田輝星に「騙されてた」と悟る(笑)。伝説のコーチ伊藤、なんだか頼りない監督、そして悪ガキ選手達の成長が産み出した奇跡。女子マネの本音に笑いながらも、ラストは涙しかない。2020/05/08

けんとまん1007

55
まるで昨日のことのように、いろいろ思い出した。それも、副音声でその背景や、そこに至る物語を放送されているように感じることができる。試合だけではわかることのないことが、生き生きと描かれている。ただ、偶然とか勢いだけでは、あそこまでは到達できないと思う。やはり、それなりの理由・努力・物語などがあったからこそなんだと。帯に書かれていることがすべてかも。野球だけは本気だった。それプラス、クレバーさと思いがあったのだ。こんなテームは、最初で最後なんだろうなあ。2020/12/08

ドリル

43
コロナウイルスの影響で夏の甲子園の中止が決まった。大好きで毎年現地観戦していたのでショックが大きい。仕方がなく過去の名勝負のYouTubeを見たいしている。記念すべき100回大会の主人公は間違いなく金足農業だった。勝ち上がって大会を盛り上げただけでなく、ドラマやマンガのようなキャラクターと試合展開だった。最後はラスボス大阪桐蔭に敗れてしまったが…その試合は現地観戦した。読んでいて約2年前の記憶が蘇って来た。心が熱くなることが出来たし、面白かった。また、甲子園に戻って来て旋風を起こしてもらいたい。(★★★)2020/06/05

ユーさん

27
決勝までに戦った相手が、春夏の甲子園で優勝と準優勝を経験した所謂名門の学校ばかり。怯む事無く怖気づく事無く決勝まで勝ち進んだ彼らは、もう「英雄」です。日本全国を味方に取り込んだ様な大フィーバーぶり、凄かった。近江戦の2ランスクイズは全く予想しない展開で、近江の監督さんと左ピッチャーの子が最後に放ったセリフが忘れられません。2023/08/08

reo

21
2018年8月18日(土)高校野球準々決勝第4試合、近江高校対金足農業。試合は4回表近江が先取点をあげる。近江は5回から2年生のサウスボー林にスイッチする。金足は林の立ち上がりを攻め、スクイズで同点へ。6回表近江は1死3塁、バッターは4番北村、吉田輝星の投げた6球目を詰まりなから三遊間を抜き2-1に。その後両投手の力投で9回裏、金足はヒット、ヒット、フォアボールでノーアウト満塁。左打席には9番斉藤、林が投じた3球目スクイズ❗サードは本塁は無理とみてファーストへ。その間、二人目のランナーが本塁突入❗セーフ❗2020/05/12

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