ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 進化とは何か―ドーキンス博士の特別講義

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進化とは何か―ドーキンス博士の特別講義

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504823
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0145

出版社内容情報

花とハチの関係、DNAの複製機能、脳の錯覚……世界的に著名な生物学者の講義を『知の逆転』の著者が編集・翻訳。解説/吉川浩満

リチャード・ドーキンス[ドーキンス リチャード]

吉成 真由美[ヨシナリ マユミ]

内容説明

広い宇宙に生命が存在する理由とは何か?この問いに『利己的な遺伝子』で世界的に知られる生物学者が切り込む。花やアリの生態からわかるDNAの機能、鳥類の翼やイヌの毛並みのデザイン過程、ヒトの脳が世界を把握する仕組み…さまざまな科学の考え方で身近な例に光を当て「進化」のメカニズムを説き明かす初学者向けの講義を特別編集。著者が自らの軌跡を語る本書でしか読めないインタビューを収録。

目次

第1章 宇宙で目を覚ます
第2章 デザインされた物と「デザイノイド」(デザインされたように見える)物体
第3章 「不可能な山」に登る
第4章 紫外線の庭
第5章 「目的」の創造
第6章 真実を大事にする―吉成真由美インタビュー

著者等紹介

ドーキンス,リチャード[ドーキンス,リチャード] [Dawkins,Richard]
1941年、ナイロビ生まれ。オックスフォード大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学レクチャラー。動物行動研究グループのリーダーの1人として活躍

吉成真由美[ヨシナリマユミ]
サイエンスライター。マサチューセッツ工科大学卒業(脳および認知科学)。ハーバード大学大学院修士課程修了(脳科学)。元NHKディレクター。教育番組、NHK特集などを担当。コンピュータ・グラフィックスの研究開発にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スカラベ

55
この本は、「利己的な遺伝子」の著書により、衝撃の一石を世界に投じたドーキンスが英国王立研究所で行った子供向けのレクチャーの内容をまとめた進化論の入門書である。私たちはなぜ生きているのか。生命とは何?そんな問いかけに答えられるのが科学であるという信念のもと、彼はある逆転の発想から1つの解を導いた。我々は種の個体存続の為に生かされているわけではない。そのために遺伝子があるのではなく、個体は遺伝子が生き残るための乗り物に過ぎないのだと。(続く)→2017/07/08

saga

41
橘玲著『「読まなくてもいい本」の読書案内』で本書を知った。科学的にモノを考えることは、無神論へと発展することを理解できた。卵と鶏のどちらが先かは、進化論を理解すれば単純なことだった。『利己的な遺伝子』も『神は妄想である』も読みたい。2020/04/22

香菜子(かなこ・Kanako)

37
進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義。リチャード・ドーキンス先生の著書。利己的な遺伝子で知られるリチャード・ドーキンス博士。そのリチャード・ドーキンス博士が英国王立研究所で開催した子供向けの特別講義を基にしたものだから、扱っている内容は難しいけれど視覚的にも工夫されていてとてもわかりやくなっている良書です。当時、リチャード・ドーキンス博士の講義を受けて、自分もリチャード・ドーキンス博士のような研究者になりたい、英国王立研究所の研究所の研究員になりたい、そう思った子供たちもたくさんいたのでは。2019/07/01

おさむ

35
私たち人間を含む生物は遺伝子の乗り物(ビークル)に過ぎない。(本著風にいえば、私たちは、DNAがひたすら同じDNAのコピーを作るために組み立てられた機械)。こんなドーキンス博士のテーゼを知ったのは大学生の頃。竹内久美子さんの科学エッセイ本だった。進化論は私たちの知的好奇心を魅了する半面、様々な誤用や曲解も生んできた。本著はドーキンス博士の主張をわかりやすく紹介する入門書として最適(図も多い)。話は縦横無尽に広がるが、「ウイルスもまた人類と同じ自己複製機械である」との定義は、コロナ禍の今、読むと感慨深い。2020/09/09

やまやま

29
英国王立研究所のクリスマスレクチャーは、ファラデーのロウソクの科学に始まり、青少年にサイエンスの一端をのぞかせる素晴らしい企画である。ドーキンスさんのレクチャーは1991年のものであるが、翌年、日本にも来日され実施されたとのこと。生物のデザインという概念は解説の吉川浩満氏が進化論の主戦場とまとめているが、これは実際の生物に見られる精巧な姿や仕組みが自然選択によって生まれるはずがないという反論が根強く残る中で、漸進的なプロセスによって一見不可能な造形を生み出すことを丁寧に解説している。2020/06/28

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