植物は“未来”を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命

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植物は“未来”を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140817339
  • NDC分類 471
  • Cコード C0045

内容説明

植物は20の感覚で思考している―ベストセラー『植物は“知性”をもっている』で、驚きにあふれた奥深い植物の世界を見せてくれた著者が描く、人間と植物の新しい関係。動かずに生きる道を選んだ植物は、かわりにさまざまな能力を磨くことで未来を切り拓いてきた。記憶力や特殊な運動能力、さらには人間もまねできない擬態力やインターネットのような分散化能力まで―。今や地球上のあらゆる場所で繁栄する彼らは、いわば生物界の超エリートだ。過酷な環境にも適応し、共存していくその能力に、今こそ人間も学べることがあるのでは?宇宙開発や環境問題の解決のために活用できたら、私たちの未来は、どのように変わるだろうか?最新の科学で、“植物と人間の驚異の未来”を刺激的に描きだした野心作!

目次

第1章 記憶力―脳がなくても記憶できる
第2章 繁殖力―植物からプラントイドへ
第3章 擬態力―すばらしい芸術
第4章 運動能力―筋肉がなくても動く
第5章 動物を操る能力―トウガラシと植物の奴隷
第6章 分散化能力―自然界のインターネット
第7章 美しき構造力―建築への応用
第8章 環境適応能力―宇宙の植物
第9章 資源の循環能力―海を耕す

著者等紹介

マンクーゾ,ステファノ[マンクーゾ,ステファノ] [Mancuso,Stefano]
イタリア、フィレンツェ大学農学部教授、フィレンツェ農芸学会正会員。フィレンツェ大学付属国際植物ニューロバイオロジー研究所(LINV)の所長を務め、また国際的な「植物の信号と行動学会」(The Society of Plant Signaling&Behavior)の創設者のひとり。La Repubblica紙で、2012年の「私たちの生活を変えるにちがいない20人のイタリア人」のひとりに選ばれている

久保耕司[クボコウジ]
翻訳家。1967年生まれ。北海道大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

59
植物は動物ではない。前著「植物は知性をもっている」の実践版。約6億年前に動物と別れ動かない選択をし、地球上の生物の全重量の約80%を占める。戦略は弱点を持たない事。特徴はモジュール化と分散化。脳がなくても可能な記憶力、火事でも再生する繁殖力、芸術的な擬態力、筋肉なしでも動く運動能力、激辛中毒のように人の脳を操る唐辛子の能力、インターネットの様な分散化能力、構造力:建築への葉脈の応用、環境適応能力、資源の循環能力、動物・ヒトには理解困難な9つの能力。人は宇宙では植物なしでは生きられない。人の未来の鍵は植物だ2019/07/19

犬養三千代

6
2018年3月24日 スティファノ·マングーゾ 2000円 植物のしたたかさやそれを元に建築に活かす人間など興味深い。 新種も続々発見されている。 しょくぶつの奥深さ、面白さ満載。 又吉さんの「ヘウレーカ」に取り上げたらいいような内容です。 2018/11/29

冬佳彰

6
ははあ、この本の主題は「植物は未来を知っている」というよりも、「植物を知ることが(人間の)未来を知ることになる」ということなのか。最後まで読んで、それを理解するというのも、俺も杜撰ではあるなあ。最近の科学読み物にありがちな、どこがメインの話なのかわかりにくい、エピソードを散りばめたような構成ではある。この手の構成はあんまり得意ではないんだよな。それもまた「動物的」なのかもしれないが。まあしかし、植物的知性とか生き方とかシステムとかという有り様もある、ということで、それはそれである種のヒントにはなりそうだ。2018/07/01

みゃん

5
「ワルカウォーター」砂漠の空気から水分を集める建築物、すごいな。2019/09/12

るん@文系大学生

5
途中途ろ中にはさまれる写真がとてもきれい。生き延びるために動物は移動することを選択し、植物は移動しないことを選択した。動物と植物は根本的に異なっており、動物(人間)の常識は植物には当てはまらないことに気づいている人は意外と少ない。植物は非中央集権的なシステムであることは我々の常識とは全く異なる点。著者のトウガラシや無重力体験などの実体験でちょくちょく笑えるところが入るのが良い。2019/06/27

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